富士山が世界遺産に登録されるのは確実のようで、それと共に今まで以上に登山者が増えることは目に見えています。そこで登山者の数を減らそうと、登山者からお金を頂く。という話が現実味を帯びてきました。
下は1,000円から上は20,000円まで随分と巾のある案が出ているようです。決まれば来年から富士登山は有料になります。
仮に20,000円になった場合あなたは登りますか。まだ登ったことの無い人だったら、払って登るかもしれませんが、複数回登った人は、もういいやということになるでしょうね。
登山者が払ったお金の使い道に興味があります。明朗会計でお願いしたいものです。
登山季節によって金額は変わるのか、それとも同額なのか。冬の富士登山も払うとすればどこへどうやって。とまあしばらくは目が離せません。
浦和渓稜山岳会で50年の長きに渡って、現役として会を支えてきてくれた牧野要雄氏が引退しました。今後はOB会において旧会員の面倒をみていってくれます。本当にご苦労様でした。
山岳会を長く続けていくためには、地味な下支えをやってくれる人がいなければなりません。一時は派手な行動で目立つ山岳会もありますが、いつの間にかこちらが気がつかない内に消えていく山岳会が沢山あります。そうならなかったのはひとえに牧野氏のおかげです。
氏のために旧山岳会員が多数集まってくれ、塩原温泉まで繰り出して感謝の会を行いました。6月1日、2日の二日間思い出話が尽きず、夜のふけるのも忘れて語り、飲み明かしました。
塩原温泉と言えば社員旅行の定番地。ひところは大いに賑わったところです。ところが近年は客足も減り、本当に静かになってしまいました。写真正面左のホテルも今は廃墟同様になっています。なんとか盛り返す良い方法はありませんか。