プロトタイプにはいろんな評価が
あるんですが、
「究極」ってえ言葉を使ってもらえる域に達すには
試行錯誤の末に賭けた極端なレシピ・・・
しかも、カタチまで辿り着いたレシピだけです。
見たことも聞いたことも無いオリジナルだけです!
例えば、
フルーツを原材料としたスイーツ。
もしも、それ以上を望むなら、
それがスイカならスイカ。
オレンジならオレンジを
そのまま食べるベキと思うくらいの極限に近いレシピがあります。
それでも、オレンジを原材料としてオレンジなんだけど、オレンジじゃない・・・
ある意味でオレンジ以上のオレンジ・・・
ってえ言ったら叱られるかも知れませんし、
オレンジはただオレンジでイイんだとも思ってますが、それじゃねぇ~って場合も
現実にはアルんです。
ソコまで行くにはクライアントが望むモノが「何か」を正確に理解し、
想像する力が一番大切な能力かも知れませんね。
ハードルが高ければ高いほどソレを超えると、
不思議とそれまでの悪戦苦闘が良い思いでにナルような気がします。
ただ、プロは一回だけのマグレじゃ通用しませんから
何度作ってもソノ域を再現しなきゃなりませんし、
もしかしたらアレかなぁ?なんて最初に思ってた材料に辿り着いてしまう
ことも多々あるんですね。
できれば、ソレを使いたくないってドコカで思ってたんで遠回りした気もしますし、
思いつく限りの他のテは使ってしまったんでソレしか無いと
自信をもって残ったソレ試すには必要な道のりだったのカモです。
過去のベスト3に入る試作回数でした。
僕の仕事はソコまでで、ソコから先は現場の仕事。
現場が迷うコトなく自信を持ってオススメ出来るモノを作るのは
簡単じゃありませんね!
何と組合せ、どうオススメするのかは現場にお任せして僕は静観します。
後日、ドウされたのかを聞くのが僕の楽しみなんです。
それでも、
今日の100点は来年には80点にしてしてしまいたいと思ってるんです。