自分が将来どの方向を目指してキャリアを積んでいけばいいのか、何に適性があるのかわからず、今勤めてはいるものの(転職も視野に入れて)大いに悩んでいる若い知人にキャリアコンサルタントによる面接を受けてみることを勧めた私です。
若いだけに素直で、知人は早速マンツーマンでCCが対応してくれる公的機関に予約して行ってきたようです。
(知り合いなので私は今回敢えて関わることは避けました)
もやもやした思いがだいぶ整理されただろうなと思って聞いてみると、50代らしい男性CCは「〇〇さんは転職希望だから…」と職務経歴書の書き方に始まり、転職活動時の心構えなど自分の経験を基に色々レクチャーしてくれたらしいのですが、本当に知人が相談したかった話までは進まなかったようです。
確かに職務経歴書の書き方など、就・転職活動において自分を高く売るための技術は必須です。
しかし、コンサルタントの目の前に現れたCLの、主訴ではない本当の悩みに、プロとして相談に関わったはずの彼が何故気づかなかったのでしょうか?
知人がどのように話を切り出したのかはわかりませんが、失礼ながらこのコンサルタント氏、物事の本質を見抜く目は持ちあわせていないとお見受けしました。
最終的に<転職>を選ぶことになったらこのCCがしたような支援も必要ですが、まだ知人のように悩んでいる段階では、先ず「将来どんな生き方(=仕事とのかかわり合い方)をしたいか?」の視点が欠かせません。
そして一方では自分のしたい仕事にこだわるあまり、いつまでも一歩を踏み出せなかったり、あるいは転職してもすぐに「これは自分の求めていた仕事とは違う!」と後悔することのないよう、森から仕事を考える知恵も授ける必要があるでしょう。
転職歴の多い私が言うのもナンですが、会社を変わったり仕事を変わった後で「こんなはずじゃなかった!」と後悔しないためには、自分の中に゛なりたい自分゛をしっかり吟味した納得感とその結果に満足していることの両方が必要です。
そうでないといつまでたっても腰がすわらず、青い鳥を追い求める゛天職難民゛になってしまいます。
若いうちはいいですが、このような転職だと年齢がいくほど条件が厳しくなるだけ。
長時間相談に対応するCCにはぜひ長期視点を示して欲しかったと思います。
せっかくキャリアコンサルティング(の存在意義)を売り込もうと思ったのに、何とも残念です。
若いだけに素直で、知人は早速マンツーマンでCCが対応してくれる公的機関に予約して行ってきたようです。
(知り合いなので私は今回敢えて関わることは避けました)
もやもやした思いがだいぶ整理されただろうなと思って聞いてみると、50代らしい男性CCは「〇〇さんは転職希望だから…」と職務経歴書の書き方に始まり、転職活動時の心構えなど自分の経験を基に色々レクチャーしてくれたらしいのですが、本当に知人が相談したかった話までは進まなかったようです。
確かに職務経歴書の書き方など、就・転職活動において自分を高く売るための技術は必須です。
しかし、コンサルタントの目の前に現れたCLの、主訴ではない本当の悩みに、プロとして相談に関わったはずの彼が何故気づかなかったのでしょうか?
知人がどのように話を切り出したのかはわかりませんが、失礼ながらこのコンサルタント氏、物事の本質を見抜く目は持ちあわせていないとお見受けしました。
最終的に<転職>を選ぶことになったらこのCCがしたような支援も必要ですが、まだ知人のように悩んでいる段階では、先ず「将来どんな生き方(=仕事とのかかわり合い方)をしたいか?」の視点が欠かせません。
そして一方では自分のしたい仕事にこだわるあまり、いつまでも一歩を踏み出せなかったり、あるいは転職してもすぐに「これは自分の求めていた仕事とは違う!」と後悔することのないよう、森から仕事を考える知恵も授ける必要があるでしょう。
転職歴の多い私が言うのもナンですが、会社を変わったり仕事を変わった後で「こんなはずじゃなかった!」と後悔しないためには、自分の中に゛なりたい自分゛をしっかり吟味した納得感とその結果に満足していることの両方が必要です。
そうでないといつまでたっても腰がすわらず、青い鳥を追い求める゛天職難民゛になってしまいます。
若いうちはいいですが、このような転職だと年齢がいくほど条件が厳しくなるだけ。
長時間相談に対応するCCにはぜひ長期視点を示して欲しかったと思います。
せっかくキャリアコンサルティング(の存在意義)を売り込もうと思ったのに、何とも残念です。