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PAP-JAPAN代表、川井眞理のお仕事(以外もてんこ盛り)日誌

大事なのは自分ならどうするか考えること

2008-09-28 | Weblog
朝から久しぶりにキャリアカウンセリングの勉強会に参加。
今年お初。
思いがけず懐かしい面々とも再会、私を含めCoを目指すような人は皆勉強熱心だ。

が、参加は体と心と時間に余裕がないとできない。
2月以降、今日までその余裕がなかった自分を思う。

本日はセカンドライフの過ごし方について皆でディスカッションするプログラムがあったので参加したのもあるが、残念ながらこちらはあまり興が乗らず。

「あれをやりたい」「こう生きたい」と思うのは自由だし私自身も充実して暮らしたいとは思うものの、半年間の特養での体験が強烈過ぎて何の理想を掲げても虚しいだけのような気もするのだ…。

30代後半と思しき人の言う、「定年退職してから平均寿命の80歳までに、40年間の会社での労働時間に匹敵する10万時間の自由時間があるんですよ!」の言葉や、50代前半で働き盛りの企業人男性の言う、「退職したら若い頃の趣味だった○○活動を再開して…」の将来像に水を差す気は毛頭ないが、現在の体力・知力・気力が10万時間(継続して)あるわけではないのだ。

彼我の世界へ行くまでに失い、捨てねばならない物は余りにも多い。
年をとるほどに他人のお世話になる自分を潔く受け入れ、感謝し、一方、排他的で、欲深く、物欲のかたまりである自分を出来るだけ脱却したいと願うが、まだまだ。
これが生きてるということかもしれないが。

自分の意にそまぬ見苦しい終焉も十分あり得ることをしっかり認識した上で、高齢期の生き方を考えるのでないと嘘っぽい、と思う私がいる。