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PAP-JAPAN代表、川井眞理のお仕事(以外もてんこ盛り)日誌

読書の成果いずこ?

2009-03-20 | 日記
新聞広告で見て興味を持った浅井隆の『アナタノシゴト、モウアリマセン』を読んでみた。
が、ホワイトカラーの仕事がどんどんなくなっていくという、バーバラ・エーレンライクの趣旨を引き継ぐ日本版の本かと思った予想に反して中身は日本政府が莫大な借金を抱え、いつ゛国家倒産゛してもおかしくないという警鐘本だった。

複雑な金融工学の話がメインで、正直言って素人が読んでもよくわからない。
期待した職業分析の話などはほとんどなく、国家破綻、また個人の破綻に備えて出来る節約はどんどんしようという趣旨の単純な呼びかけがあっただけのような。

入るを図って出るを制すは健全財政への一歩。
随分卑近な例で恐縮だが、上記の本を読んだ後スーパーへ行くと、節約するのが何やら楽しくなっているからおかしい。

ちょっとでも安く、上質な物を買おうとして知恵を絞る。
ちょっとでも家計費が安くなるよう、工夫する。
もしかして「゛もったいない精神゛は食物のみならず、生活全般について人間が等しく持っているDNAかもしれない」という気がしたほどだ。

国家の一大事本を読んでケチに目覚める、その辺りが私の限界かも(苦笑)。

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