PAPちゃんねるへようこそ!

PAP-JAPAN代表、川井眞理のお仕事(以外もてんこ盛り)日誌

1冊の手帳の重み

2007-12-13 | 仕事
グレイがかったピンクの小さなスケジュール帳。
今日、NHKカルチャーセンターでもらった来年の手帳です。

何ということもないごく普通の手帳ですが、年末のこの時期にNHKにご縁があったからこそ貰えた手帳というわけで、この4月からの9カ月間を短いようで長く、長いようで短かったなと感慨深く振り返りました。

実は今日は3期目の最終日でした。
わずか3回の講座を受講しただけで起業できるほど世の中は甘くない、だけど何歳になろうとも新しいことに挑戦する視点は持ち続けて欲しいと思っています。

゛プチ起業゛に反応する人が多いことはよくわかりましたが、「自分がやりたいことは特にないが、元気な人からエネルギーをもらいたいと思って受講した」という消極的な受講者の前では全く無力です。

どうすればアイデア出しがしやすくなるか、どんなシートに記入してもらうのがよいか、講座の到達目標をどの辺に置くか、まだまだ試行錯誤が続きます。

しかしありがたいことに、来年4月から類似の講座を新たに大阪の毎日文化センターでも開けることになりました。

そんなわけでちゃんとしたテキストを作った方がいいかなと考え中です。

こんなミシュラン、見てみたい!

2007-12-12 | Weblog
家でほっこり、自分の作ったご飯をゆっくり食べるのが大好きな私は世間で騒いでいるミシュランガイドには全く無関心。

まあ、人に尋ねられて「それ何?」と言ってる情報音痴では困るので若干の知識を仕入れはしても、ホンマの話、接待もグルメも全く私の日常生活には無縁なのです(^^;)。

しかし、人は洋服や雑貨、食べ物に至るまで権威によって格付けされるのがお好き。
多くの人が崇拝するブランド品にはそれなりの良さはあるのでしょうが、ネコも杓子もブランドを愛用するとむしろ背を向けたくなります。

今日、たまたまある新聞で女優の水野真紀さんが「公共の場所や食べ物屋さんでも洗面所やトイレがとても気になります。……中略……飲食店でトイレがきれいな店は、たいてい味もおいしく、トータルによい店ですね。これは、今まで何十軒と行った私の経験上、確かです」とのたまっているのを見ました。

そうそう!
トイレがきれいなところは社員教育も行き届いている、とか何とかイロイロ言うではありませんか。

自分では到底やる気がないので、ここへ(惜しげもなく)貴重な単行本企画を書きます。

企業のトイレは一般人が「ちょっと貸して」と気軽に行くわけにはいかず(よって確認できない)、またインテリジェントビルや雑居ビルでは専門の掃除人を雇っていることも多く、これまたトイレの清潔さに会社の姿勢がダイレクトに出ているとは言えません。

ちょっといちびり、そして安くて旨いもんが大好きなグルメを大量に擁する大阪府としては、ぜひ『裏ミシュランガイド――トイレのきれいな飲食店』本を出して欲しいものです。

もちろん調査員は市井の人々。
大阪らしい話題作りにもピッタリ!(と思いませんか?)

水野さんの言葉を持ち出すまでもなく、トイレがきれいな飲食店ならきっと料理や社員教育にも気を配っているはず。
たとえ超一流の味でなくても安心しておいしく食べられると思うのです。

暖簾にあぐらをかき、客をバカにしてるとしか思えない賞味期限や生産地のインチキをする食のブランドに「NO!」をたたきつけてやりたい。

見えないところにこそ気を配っている飲食店ガイドがあれば私は絶対読みたい、行きたいと思います。
ついでに言えば、そういう飲食店が経営的にうまくいってるかどうかも併せて調査すると、人の心がけが実利に結びついているという裏づけが取れます。

我ながら変なことを思いつくのが好きだなぁー(笑)。

キャリコンよりも大事なものがある

2007-12-10 | 仕事
日曜日は朝から知人に頼まれて自宅近くの喫茶店で待合せ。
以前私があるセミナーで得た資料について教えて欲しいというのです。

「(あなたの持ってる)資料を欲しい」的な頼まれごとは普段からよくするので気軽に応じました。
本人に作業してもらっても良かったのですが、面倒を省くため前日深夜に思い出して近所のコンビニでコピーも済ませ、準備万端整えて。

自分の得た情報を目の前にいる相手に合わせてわかりやすく説明出来るのは私の数少ない特技の一つです。
セミナー内容を思い出しながら色々説明したら、知人は大層喜び大いに褒めてくれました。
「長時間、貴重な情報を教えてもらって本当にありがとう!」と。

そこまでは良し、お互いCC同士ということもあって話は大いに盛り上がったのですが、お昼も過ぎて喫茶店を出ようとしたところであらっ?と思うことが発生。

知人は私が払ったお茶代をきっちり割り勘してお釣りを返してくれたのです。

わずか500円が惜しいわけじゃない、だけど彼女の頼みに応じて私が払った労力と時間はかなりのものだったと思います。
こういう場合、゛気は心゛で「お世話になったからせめてお茶代でも払わせてもらうわ、ありがとう」というのが常識ではないのかしらん?と思ってしまった私がいました。

ビジネス感覚の欠如などと大げさなものではないかもしれません。
しかし、もし私が逆の立場なら間違いなく相手のお茶代は払います。

私のささやかな経験で言うと、上記のような不義理を平気でする人は残念ながら圧倒的に女性に多いのです。
否、むしろ女性限定のような気がします。

以前、自分のアシスタントの主婦が「(川井さんに)仕事を紹介してもらったお礼にチョコレートでも買って渡しましょうか」と言うのを聞いた私の知人(←こちらは組織で鍛えられた人生の先輩)が、「『あなたね、ビジネスは子どものお使いと違うのよ!』と注意した」と言っていたことがあります。

不義理をした知人の職歴は知りませんが、現在学校でキャリア相談を担当しています。
そこで自分が単発の講師をすることになって、その参考にするため私にアプローチしてきたのです。

学校にいると感覚がマヒしてしまうのかしらん?

知人に悪気はなかったのでしょうが、こういう面を見せられると「キャリア相談もいいけど、もっと大事なものをちゃんと生徒たちに伝えてるのかしらん?」と心配になります。
もちろんこれは自戒を込めて。

誰に話すかが大事

2007-12-06 | Weblog
昨日もやもやしたまま終わったカウンセリングについて、今日少し思うところがありました。

私は普段から相談相手の人選にはかなりうるさい方なので、誰かに何かの相談をしたい時(もちろんただ話を聞いて欲しいだけの時も含む)は無意識に「この件は○○さんに尋ねてみよう」とか「△△さんだったらこれについてどう言うかな?」といった具合に話す相手を考えます。

むやみやたらと(相手の背景を考えず)相談することはまずありません。
たとえいつも親身になって話を聞いてくれる相手であっても、その時こちらが話したい内容に詳しくなさそうだったら選びません。

゛無意識のラポール形成゛とでもいうのか、初めから「この人なら!」と話す内容について何か言うべきことを持っている相手を選んでいるようです。
だからこそ相手が言ってくれる言葉に真剣に耳を傾けるし感謝もする。

カウンセリング的に言うと、私にとってはリファー(照会)する相手(の背景)が問題なのです。

逆から入ると相手の言ってくれた言葉を素直に聞くことが難しくなります。
これはカウンセリングではなくコンサルティングのレベルに属する話かもしれませんが、ちょっとそんなことを思いました

やはり数をこなすしかない…

2007-12-05 | 勉強
産業COの実技免除に気をよくし、急にカウンセリングが上手になったかのような錯覚に陥っていましたが、今日はっきりと目が覚めました。

知人の別の試験対策用に、一度体験してみたかった面接実習に付き合ったのです。
まだ講座が終了してさほど日が経っておらず、うまくやれるだろうと思っていたらとんでもない!

私の悪癖――CLの話のポイントがわかった気になって初回面接という設定であるにもかかわらず、いきなり話をそちらへ振ろうとする――が出まくり、でした。

その結果、知人に「話しながら(自分がそれを思った時のことを思い出して)腹が立ってきた」と言わせてしまい、これは完全にNGです。
本番の試験なら見事落っことされていたでしょう。

スーパーバイザーの先生は今回は私がメインではないので、注意をひと通りされただけで終わりましたが、まだ他にも何か言いたそうでした。

面倒なのと時間もないのとで敢えて聞かなかったのですが、もしかしたら自分のカウンセリングの欠点を矯正する貴重な機会を逸してしまったのかもしれない、と帰ってから気づきました。

払った費用にふさわしい゛商品゛は得なければ。
とはいえCCに関して、メンタルのカウンセリングが専門の先生はほとんど言うべきことを持たないらしいのも感じてしまいました。

自分を成長させてくれるスーパーバイザーを見つけるのはなかなか難しそうです。

色々な役目が終わってひと息

2007-12-02 | 勉強
昨日、所属するCC同期の勉強会に参加しました。
3カ月に1回ペースなのでのんびりといえばのんびりですが、その割に早く巡ってくるような気が…。

特に昨日はメンバー3人による発表者のうちの1人に当たり、また初めて開催する事例検討会のCL役をすることになっていたので責任重大だったのです。

発表テーマは自由なので私はこの数カ月間に経験したCCの経験を話しました。

前日改めて経緯をおさらいしたところ、本職でやっている人には到底叶いませんが、仕事にしていない割には結構あちこちで職業にからむカウンセリングを経験していることに気づきました。

今後はボランティアでもいいからもっと増やすつもりです。


別件では、とある老舗企業と組んでカウンセリングビジネスを展開出来ないかと思い企画書を出していたのですが、それがボツになったと連絡がありました。

人の心理を扱うだけにかなり厄介なビジネスモデルだとは自覚していましたが、こうはっきり×を突きつけられると(それなりに時間をかけて企画しただけに)やはりガッカリします。

カウンセリングを今後どうビジネスに活かすか?
1月末の試験突破と共にこれが私の目下の最大の関心事です。