特別展 「住友グループの企業文化力Ⅱ
ちょっとパリまで、ず~っとパリで―渡欧日本人画家たちの逸品」
泉屋博古館分館 3月15日(土)~5月11日(日)
月曜日休館(ただし、5月5日・6日は開館、翌7日閉館)
友人にチケットをいただきました!
ありがとうございます。さっそく行かなくちゃ!
住友グループの企業力が、芸術に昇華。
日本のおなじみの洋画家の作品、楽しみです。
4/23 行きました。オバマ大統領訪日のせいか、泉屋博古館分館のあたりは警備の人がいつもより多いみたい。
地下鉄から上がってくると、通路の両側に色とりどりのツツジの花がきれいです。
泉屋博古館分館の庭。
紅白のヤマボウシが咲いています。
「ちょっとパリまで、ず~っとパリで」
中に入りましょう!
めも:2014/04/23 CX2 で撮影
この会場にしては、混んでいます。
わかりやすい作品だからでしょうか、和やかな雰囲気です。
会場で迎えてくれる様々な表情のご婦人たち。
中でも淡い色合いで描かれた 藤島武二の《幸ある朝》は、見るものも幸せにしてくれます。
大きなキャンバスに描かれた 鹿子木孟郎の《ノルマンディーの浜》、
人物よりも目を惹かれたのは、そぐわないくらい明るいブルーの海。
この色が幸福そうな家族という印象を与えていますね。
1884年~1971年にパリに行った画家たちの66点の作品。
有名な数人の画家の作品ばかり並んでいるのかと思ったら、違っていました。
多くの画家の絵はそれぞれに個性があり、見飽きません。
一枚好きな絵をお部屋に飾っていいよ!って言われたらどれにしようかな?
・・・なんて考えながら会場を何度も行ったり来たり。
ちょっと地味だけど・・・
・ 金山平三の《曇りの海》、ほとんどが白い砂浜に海。見る人の心が映りそうです。
・ 中沢弘光の《常陸海岸》、この絵の海もステキです。
・ 鍋井克之の《箱根姥子の富士》、作者はこの風景を好きなんだなって伝わってきます。
・ 森芳雄の《果物》、ちょっとデザインっぽいところが、写実の絵の中では目立ちました。淡い色合いが微妙でいいです。
帰りに、藤島武二の《幸ある朝》のクリアフォルダーをゲット!
気負わずにながめて、幸せな気分になれるひとときでした。
19世紀末から20世紀前半期にパリに留学し、帰朝後に日本の「洋画」を切り拓き、またはパリに居続け異邦人画家として活躍した画家たちをフィーチャーしました。
外光派のラフェル・コランに学んだ黒田清輝や、ルノワールに師事した梅原龍三郎、同僚の安井曾太郎、フォーブの巨匠ブラマンクの刺激を受けた佐伯祐三、エコール・ド・パリの一員として知られる藤田嗣治(レオナール・フジタ)など、おなじみの画家たちの知られざる逸品約60点を特別公開いたします。
① ギャラリートーク:毎週土曜日 15:00~16:00(②③以外の土曜日)
② アーティスト・トークを開催します。4月19日(土)15:00~16:00
ゲスト:久野和洋(洋画家・元武蔵野美術大学教授)
③ ロビーコンサート:5月3日(土)15:00~16:00
演奏:茂木新緑(チェリスト・N響団友)
参考
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ちょっとパリまで、ず~っとパリで―渡欧日本人画家たちの逸品
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ちょっとパリまで、ず~っとパリで 美術ACADEMY&SCHOOLブログ出動!!!