パそぼのあれこれフリーク:Part2

2022年5月にAutopageブログ「パそぼとベルルのあれこれフリーク」から引っ越し、同じ内容で書き続けます。

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◎2014年6月N響定期はアブドゥライモフのピアノ

2014-06-14 22:56:00 | N響定期演奏会

2014年6月14日(土) N響 定期公演です ♪




第1785回 定期公演 Cプログラム

ラフマニノフ/ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 作品30
R. シュトラウス/アルプス交響曲 作品64

 指揮:ウラディーミル・アシュケナージ
 ピアノ:ベフゾド・アブドゥライモフ

登場しただけで、ハッとさせるアブドゥライモフ。
繊細な導入部から 華麗な カデンツァ ♪ 圧倒的な演奏で、ラフマニノフを弾きます。
そのパワーにピアノが負けそうなくらい。
聴衆はすっかり魅了されたようで、すさまじい拍手!

「アルプス交響曲」、これまでは自然賛歌、ベートーヴェンの6番に通じるものだと思って聴いていましたが、
今回の解説を読むともっと哲学的な深い内容のようです。

ともあれ アシュケナージの演奏は、なんとも言えない魅力があり、
あたかも アルプスに行ったかのよう(というか、そんな映像を見ている)な満足感に浸りました。
R. シュトラウスっていいな ♪

6月定期公演の聴きどころ
6月定期公演は、N響桂冠指揮者ウラディーミル・アシュケナージが2年ぶりに登場して、マエストロが得意とする19世紀後半から20世紀にかけて書かれたロマンティックな名曲を集めた3つのプログラムを披露する。これまでもアシュケナージは、若い音楽家と共演して新しい才能を紹介してきたが、今回は、世界的に注目される3人の個性的な演奏家との協奏曲も楽しみだ。
新鋭アブドゥライモフのスケールの大きな演奏に期待
 Cプロでは、ウズベキスタンの首都タシケント出身のベフゾド・アブドゥライモフがN響と初共演を果たす。
1990年生まれ、今年24歳の新鋭は、2009年ロンドン国際ピアノ・コンクール優勝以来、世界の注目を集めている。開放的な明るい音色と卓越したテクニック、ストレートな表現は若者らしくすがすがしい。アシュケナージの信頼も厚く、2009年のシドニー交響楽団のアジア・ツアーのソリストを務めた。
 リストやプロコフィエフの作品を鮮やかに演奏するアブドゥライモフは、ラフマニノフの《ピアノ協奏曲第3番》でも実力を発揮してくれるだろう。ピアニストとして、指揮者としてラフマニノフの作品を知り尽くすアシュケナージの指揮のもと、スケールの大きな演奏に期待したい。
 アルプス登山の1日を描いたリヒャルト・シュトラウスの《アルプス交響曲》は、N響得意のレパートリー。晴れやかな演奏になるだろう。

指揮者のウラディーミル・アシュケナージは、NHK交響楽団とは2004年から音楽監督、2007年からは桂冠指揮者として親密な関係にある。

 これまで、N響定期演奏会で聴いたウラディーミル・アシュケナージ

⇒ 2012/6/16 「6月のN響定期はアシュケナージとバヴゼ
⇒ 2011/6/4 「6月N響定期は、シベリウス」
⇒ 2010/6/12 「6月N響定期、アシュケナージ親子競演」

コメント
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