少々遅いんだけれども,学内のサクラ。サクラの背景には青空がぴったりだ。
サクラ,さくら,桜,sakura, cherry blossoms・・・いったいどれが一番よく言い表すだろうか。それぞれの表記にそれぞれのイメージが重なるが,私にとってはサクラ,だな。
よくよく見ると,枝振りなんて決して美しいものではない。それでも日本人がサクラを愛してやまないのは,寒い季節にやっと別れを告げられるそんな季節を象徴するからか。それともやはり,ぱっと咲いてぱっと散ることを美しいと感じる美意識のせいなのか。
時折吹く春風がそろそろ花びらを奪っていきそうだ。今のうちに,少しでも今年のサクラを刻んでおこう。