Hei!(「ヘイ」って読んで「やあ」って意味)~義務教育世界一の秘密

義務教育世界一の国の教師養成の実態を探る旅。フィンランドの魅力もリポート!その他,教育のこと気にとめた風景など徒然に。

5週間という長い期間から学んだこと

2024年10月18日 | ゼミリポート
小学校の教育実習から帰ってきたゼミ生の丸子 颯さんと話をしました(氏名掲載は本人の諒承済みです,っていうか,本人のご希望!)。

彼は初等教育教員養成コースの学生ですが,このゼミで学びたい!といってこのミネゼミに来てくれています。

頭が切れるので,ものごとの本質を見抜けるだけでなく,非常に熱心。むしろ私の方が彼から学んでいるくらいです💦。

(ミネ)どうだった?実習,よかったでしょう。

(丸子 颯さん)いやあ~,楽しかったです。でも,子どもたちから自分のいろいろな面を気づかされて,「あぁ,自分ってこんな人間やったんや。」って,いっぱいわかりました。

(丸子 颯さん)模擬授業の時にはできていたと思っていたことが,全然できていなかったことに気づけたのもよかったです。

(ミネ)できていないって気づけるのは,それだけ力がついた証拠だねぇ。スゴい!得てして実習生は「結構できた!」って思いがちなんだけど,「できてないっ!」て思えるのは,実は実態を正しく見る眼が育っていたり,自分や教育活動自体に対する要求水準が高まっているからだね。

(丸子 颯さん)そうでかすねぇ。力がついてきたかどうかはわかりませんが,できていないことに気付けたら,自分のなかの改善する課題が見えてきます。

(ミネ)じゃ,教育実習で学んだことを,簡単でいいから整理して文章にしてくれるかな。blogに載せるので。何回かの連載でいこうかな。

ということで,書いてくれました。

▶ここから引用>>>>>------------

5週間の間,児童とともに生活させていただいたことで,「児童は,生活するすべての時間で学んでいる」ということを学びました。

児童は,学習面での課題だけでなく,友達との意見の相違など,様々な課題に直面していました。

これらの課題を解決するために,思考錯誤し成長している児童の姿を何度も見ることができました。

大学では学生として,授業づくりなどを学んできました。でも,学校生活と授業を別々に捉えてしまっていました。

教育実習生として,学校教育に関わらせていただくなかで,生活から授業までが児童の生活に根付いて関わり合っているということを学び直すことができました。

これらから,教師が児童に学びを提供するのではなく,生活面から常に学んでいる児童を教師が評価し,価値付けしていくことの大切さを学ぶことができました。

------------<<<<<ここまで引用◀

いや~,スゴイ!教師としての学びにとても謙虚ですばらしい!こんな先生が我が国の教育を牽引していってくれるんだね。楽しみ。楽しみ。

ということで,これからたぶん5回くらいの連載になります。お楽しみに!

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