2008年2月29日,広島大学とフィンランド・ユヴァスキュラ大学との間に大学間交流協定が結ばれた。
[the University of Jyväskylä]
義務教育の成果だけでなく産業競争力など諸分野での成果が世界的に注目されているフィンランドにおいて,ユヴァスキュラ大学は国立の教育研究所を擁するなど研究・教育の中核大学として知られている。大学の創立は1863年,フィンランドで初めて設立されたFinnish language teacher training college に遡り,現在学生数16千人,教員数1.5千人,その他の職員1千人という規模を誇っている。実は歴史や地理など,広島大学との類似点は多いのだ。
本学との間にはこれまでも研究者個人間の交流はあったが,組織的には約2年半前(え?もうそんなになっちゃう・・・)に教育学部間で交流を行い,約1年前に交流協定の意見交換会なども行っている。
この度,大学間交流協定の締結をするにあたって,ユヴァスキュラ大学からは,学長(Rector)のアイノ・サッリネン(Aino Sallinen)教授(写真右),東京のフィンランド・センターのヘイッキ・マキパー(Heikki Mäkipää)所長,フィンランド・センターの高橋 愛(Ai Takahashi)学術担当マネージャーの3名が訪広された。
[Rector Aino Sallinen the University of Jyväskylä]
[フィンランド・センター]
[フィンランド・センター・スタッフ]
対し広島大学からは浅原利正学長(写真左),二宮 皓副学長,坂越正樹教育学研究科長,山代宏道HUSA委員長以下,全9名でお迎えした。
本部棟5階の会議室で行われた調印式は,とても和やかな雰囲気だった。写真は協定書を手にして記念撮影する両大学学長。
これから両大学間で,広島大学短期交換留学プログラム(HUSA)による学部・大学院生の交流,教員・職員の交流,学術・研究の交流などを進めていくことになるだろう。またユヴァスキュラに行きたく
なっちゃったなぁ。