素晴らしい メンデルスゾーン交響曲「イタリア」だった。
のプログラムに、
と言う「誰もが予期せぬアンコール」まで聴かせてくれた 下野竜也 + 読響。今年メンデルスゾーン生誕200年を祝って「全5曲の交響曲全曲演奏会」を実施するが、『メンデルスゾーン聴くなら、下野 + 読響!』と実感した演奏会だった。
今年2008年は「メンデルスゾーン生誕200年」であり「ハイドン没後200年」なので、この2人が大々的に取り上げられ易い。在京オケも対応は様々だが
と言う徹底したモノであり、「新年1番の演奏会 = メンデルスゾーン」である。
である。「イタリア」はベートーヴェン交響曲で言えば第8番の延長戦上の感触である。「古典的造形の彫り」が深いのが、魅力である。第2稿を用いて「イタリア」は演奏されたが、とても説得力があった。
前半の「トランペット序曲」は、作品の出来が「真夏の夜の夢」序曲には遠く及ばない作品。同年の作曲なのだが。
ヴァイオリン協奏曲は、ヴァイオリンソロ = 小野明子 の解釈中心に進められたが、嫌味の全くない演奏で聴き易かった。反面、主張が薄いので、名演揃いのこの曲にしては物足りなかった人も多いかも知れない。演奏直後の反応は ヴァイオリン協奏曲 が最も盛り上がったことも附記しておく。
メンデルスゾーン聴くなら、下野竜也 + 読響 を聴け!
- メンデルスゾーン : トランペット序曲作品101
- メンデルスゾーン : ヴァイオリン協奏曲作品64
- メンデルスゾーン : 交響曲第4番「イタリア」
のプログラムに、
アンコール = メンデルスゾーン交響曲第5番「宗教改革」第3楽章
と言う「誰もが予期せぬアンコール」まで聴かせてくれた 下野竜也 + 読響。今年メンデルスゾーン生誕200年を祝って「全5曲の交響曲全曲演奏会」を実施するが、『メンデルスゾーン聴くなら、下野 + 読響!』と実感した演奏会だった。
今年2008年は「メンデルスゾーン生誕200年」であり「ハイドン没後200年」なので、この2人が大々的に取り上げられ易い。在京オケも対応は様々だが
読響 → メンデルスゾーン交響曲全5曲取り上げ、ハイドン皆無!
と言う徹底したモノであり、「新年1番の演奏会 = メンデルスゾーン」である。
下野の「メンデルスゾーン解釈」 → ベートーヴェンの延長戦上の交響曲
である。「イタリア」はベートーヴェン交響曲で言えば第8番の延長戦上の感触である。「古典的造形の彫り」が深いのが、魅力である。第2稿を用いて「イタリア」は演奏されたが、とても説得力があった。
前半の「トランペット序曲」は、作品の出来が「真夏の夜の夢」序曲には遠く及ばない作品。同年の作曲なのだが。
ヴァイオリン協奏曲は、ヴァイオリンソロ = 小野明子 の解釈中心に進められたが、嫌味の全くない演奏で聴き易かった。反面、主張が薄いので、名演揃いのこの曲にしては物足りなかった人も多いかも知れない。演奏直後の反応は ヴァイオリン協奏曲 が最も盛り上がったことも附記しておく。