さて、「シューベルトの作曲時代区分」を纏めよう!
を強く推す。つまり区切りとして
との考えの「4区分」である。
昨日も書いたように傑作は「初期」以降は頻出。少しだけ補足すれば、「習熟期」でも 弦楽四重奏曲 D46,D87 や ミサ曲 D105 のような傑作もある。それより後に「さらなる傑作」が出たが。
もちろん「習熟期 → 初期 → 中期 → 後期」と進むにつれて傑作頻度は高くなる。シューベルト自身は「31才で死ぬ」とはちっとも思っていなかったので「明るい未来」を信じて大作に取り組み、成功して行く。
がほぼ立証されている。
2/12 の
は「後期の傑作2曲」がメインなので今から期待が大きいぞ!
シューベルトの作曲時代区分
についてはいろいろな説がある。私高本は- 習得期 : 1810.04 - 1814.10.18(4年半) = 『弦楽四重奏曲の時代』
- 初期 : 1814.10.19 - 1819.10(5年) = 『単独歌曲の時代』
- 中期 : 1819.11 - 1825.02(5年強) = 『オペラと試行錯誤の時代』
- 後期 : 1825.03 - 1828.10(3年半) = 『傑作の森』
を強く推す。つまり区切りとして
- 「糸を紡ぐグレートヒェン」D118から「初期」へ
- ミサ曲第5番変イ長調D678作曲開始から「中期」へ
- 交響曲第8番ハ長調「グレート」D944 = D849 から「後期」へ
との考えの「4区分」である。
昨日も書いたように傑作は「初期」以降は頻出。少しだけ補足すれば、「習熟期」でも 弦楽四重奏曲 D46,D87 や ミサ曲 D105 のような傑作もある。それより後に「さらなる傑作」が出たが。
もちろん「習熟期 → 初期 → 中期 → 後期」と進むにつれて傑作頻度は高くなる。シューベルト自身は「31才で死ぬ」とはちっとも思っていなかったので「明るい未来」を信じて大作に取り組み、成功して行く。
後期の傑作については、他の全ての作曲家が為し得ない「高み&速度」
がほぼ立証されている。
2/12 の
佐伯周子ベーレンライター新シューベルト全集に拠るピアノソロ曲完全全曲演奏会第5回
は「後期の傑作2曲」がメインなので今から期待が大きいぞ!