二日がかりでついさっきやっと読了したとこだ。
国際会議等で同時通訳として有名な女性らしい。
筆者が少女時代プラハで通っていたソビエト学校時代の同級生たちの思い出と、その後彼らの消息を訪ねる物語で・・20世紀の悲惨な独裁政治や民族問題や内戦に見舞われた東欧についての貴重な同時代の記録ではないかと思う。
かつての東欧諸国や現在の東欧でも、若い日本人旅行者が差別の対象になってしまう場面は、複雑な思いにとらわれた。
宗教や民族や愛国心というものにとらわれている多くの人々がいる限り・・そのことで最も犠牲になるのが弱い立場の子供や女性や老人達なのだと痛感した。
そのような傾向が強まっている日本で、多くの日本人に読んで欲しい一冊だと思った。
国際会議等で同時通訳として有名な女性らしい。
筆者が少女時代プラハで通っていたソビエト学校時代の同級生たちの思い出と、その後彼らの消息を訪ねる物語で・・20世紀の悲惨な独裁政治や民族問題や内戦に見舞われた東欧についての貴重な同時代の記録ではないかと思う。
かつての東欧諸国や現在の東欧でも、若い日本人旅行者が差別の対象になってしまう場面は、複雑な思いにとらわれた。
宗教や民族や愛国心というものにとらわれている多くの人々がいる限り・・そのことで最も犠牲になるのが弱い立場の子供や女性や老人達なのだと痛感した。
そのような傾向が強まっている日本で、多くの日本人に読んで欲しい一冊だと思った。