詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

『スウェーデンに学ぶ「持続可能な社会」』小澤徳太郎(朝日新聞社)読了

2007年03月28日 | Weblog
ヨーロッパの「辺境」に位置するこの国は、21世紀の日本にとって最も重要な指針を指し示していると思った。
詳しくはまた次の機会に。

《数百万年の人類の歴史のなかで経済規模は大きく拡大し、社会も大きく変化しましたが、けっして忘れてならないことは、「人間が生きる生存条件は、数百万年前といささかも変わらない」ことです。》

《科学者の役割は、事態があまり深刻にならないうちに事実を指摘することにある。
・・・・・・・
政治家の役割は、科学的な判断に基づいて政策を実行することにある。
その最も具体的な表現は、政府の予算だ。政策の意図が政府の予算編成に反映されることが必要だ。》

その点日本は、ほとんどの税金が、何の存在価値もないどころか・・むしろ↓のような禄でもないことばかりをやる文部科学省のような官庁や、従来の利権構造を隠蔽するための税金ネコババ伏魔殿のような○○法人や軍事費や国民の言論弾圧のための組織のために・・
大半の血税が使われてしまうという実に情けない有様となっている。

かつては世界一の環境保護と資源リサイクルのエコ社会だった江戸時代や・・
つい最近までの平和憲法に基づくいて、世界中から尊敬され、セイフティネットや人権保護も充実し、公害防止&閑居保護先進国だった社会への復帰こそが急務なのではないだろうか?