身体の傷跡みたいに
こころの傷跡は
おいそれとは姿をあらわさないから・・
こころはいつも 孤独に
何もかもを吸い上げては
樹液のような言葉だけを送り出す
シュレジンガーの子猫みたいに
いると思うといなくて
いないと思うといるような存在だから・・
ひとつの物語が終わり
無数の新しい物語が
すでに始まっている
立ち上がったからといって
歩き出さなければいけない訳じゃない
拳を振り上げたからといって
破壊しなければならない訳じゃない
こころの傷跡は
おいそれとは姿をあらわさないから・・
こころはいつも 孤独に
何もかもを吸い上げては
樹液のような言葉だけを送り出す
シュレジンガーの子猫みたいに
いると思うといなくて
いないと思うといるような存在だから・・
ひとつの物語が終わり
無数の新しい物語が
すでに始まっている
立ち上がったからといって
歩き出さなければいけない訳じゃない
拳を振り上げたからといって
破壊しなければならない訳じゃない