詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

ミジンコとボウフラとぼく

2008年07月11日 | 日記
ミジンコもボウフラもぼくも驟雨のなか

最近とんと見かけないボウフラと水溜まりだな

振り返るのが癖になってバス停にも挨拶

会社中で一番いやらしい奴と言われてなんだか嬉しい

違ったものに間違われそうな夕焼けの地球

いっそ嘘だけを言うために生まれてきたらよかったのに


野ざらしを心に風のしむ身かな (芭蕉)

2008年07月11日 | 日記
人生は
また再び
失われてしまった自分への還り道を
探すものなのかもしれない

十代の頃好きだった賢治の銀河鉄道や
魔法やヨットのファンタジーの世界
二十代の頃好きだった安吾の古代探求や
アイヌ人彫刻家砂澤ビッキの風への道

そして それからずっと
迷子になってしまった

見失っなったままの
ふるさとへの道を
探しつづけている

さすらい続ける空の下
また今夜も 
流星群からの星々が
きみの街へと落ちてゆく