詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

「路上放浪者みたいに」

2008年07月21日 | 日記
「青空文庫」で子供の頃以来再び、オスカーワイルドの「幸福の王子」を読んだ。こんなにも感動的な物語だったんだべかか・・久し振りに読んだ金史良の短編も心にしみた。

掲示板のtarakoさんみたいに、ぼくも最近毎日のように「We Are The World (字幕)」を聞いている。http://jp.youtube.com/watch?v=ezzxDk_vvXA

ぼくらはみんな地球という星、地球といういう母なる自然の子供たちなのだと思う。地球という美しい星や、壮大な歴史の一瞬を横切ってゆく路上生活者の一人なのだとも・・


  「路上放浪者みたいに」

路上放浪者みたいに
深夜のベンチに横たわって
星空を見上げていた
蚊に刺されつづけながら

明日まだ生き延びていたら
ヒゲを剃り
オンボロ自動車を運転して
また時給千円ちょっとの
夜勤仕事をへと向かうことだろう

ただ
この闇の向こうには
なにか素晴らしいこと
新しいなにかが
動きつつある予感がする

希望というには
ほろ苦すぎる未来
それでも
それに出会ってみたい

まったく
懲りない人生だなとは思うけど・・

感動

2008年07月21日 | 日記
人生での感動を
仕事に生かせる人を
幸せ者と呼ぶべきなのかもしれない

ぼくの最初の感動は
この世での最初の記憶
家に隣接した羊小屋での出産シーン

余市海岸の従姉妹の家で知った
朝の海の美しさ
夜の海の恐ろしさ
澄み切った岩場で
みんなで蟹を探した楽しさ
同じ年の従姉妹から
「帰れ!」と言われた哀しさと
その娘への幼い恋心

アーサー・ランサムのメルヘンの世界で
ヨットに吹いていた風と冒険
宮沢賢治の童話世界で
迷子になってしまったこと

毎朝見上げてた蝦夷富士や
冬の登校途中ふっと顔をあげたら
白い息といっしょに
「元気かい?」と聞いいてきた
馬橇の馬の眼の優しさ
サイロの中での漆黒の闇や
風にそよぐ木苺の木陰での
初めての恋の告白・・

銀こそが「金」なんだと信じ込んでいた頃
ゴミ捨て場のスイカの皮を
貪り食っていた浮浪者の赤い唇

生徒会から政治まで・・予算配分をめぐる争いなのだ

2008年07月21日 | Weblog
予算配分もそうだが、それの実行にも官僚の強力な支配が及んでいる。
もちろんそれ以外の、警察・検察等の国民生殺与奪権ももちろん官僚にある。

《今、日本国民の生活は未曾有の苦境にある。それなのになぜ迅速で、的確な問題解決の具体策が講じられないのか。

  それはこの国の予算編成が政治家と官僚に独占されているからだ。
国民の税金で公務を任せられている彼らが、国民の声を聞くことなく、国民の税金を独り占めしているからだ。予算編成権を国民に手に取り戻す。政治改革の本質は突き詰めればここに帰着する事である。》(「天木直人のブログ」より)