詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

戦前のような官僚支配言論弾圧警察国家になるのかどうかの瀬戸際だ

2010年01月19日 | 政治
戦前のような官僚支配言論弾圧警察国家になるのかどうかの瀬戸際だ

僕は政治・経済のド素人で、支持政党も選挙の度に変わる人間だけど・・専門家を含めてほとんどの日本人が、この戦後最大の危機に無頓着なのが信じられない。恐らく後世の歴史では、この年が、戦前の5・15や2・26事件のあった年と同じような意味で語られることだろうと思う。

小沢氏問題を技術的な面から言うとー
①小沢氏以前は、世論の支持と公平さがその最低の条件だった(同じよな事どころかそれ以上に悪質な自民党議員は不問)という不公平さ
②それ以前は不記載等で逮捕ではなく後からの変更で十分だった
③野党の政治家がそれほどの権力を行使かのなのかという常識的な疑問
④政治規制法という法律が野党有力者の政治生命を抹殺するほどの重要な法律なのかという疑問がある

結論から言うと、社会に損害を与えるような悪事をなす何の権限もなかった野党時代の小沢・鳩山氏ではなくて・・権力を握っていて勢力絶大だった与党政治家の関与や、国有財産を無慮で好き勝手に使ってきた旧与党の自民党の方が罪が重かったのではという素朴な疑問がある。

やはり、この国の官僚支配の両輪は、検察・警察というなんら責任と正当性のない暴力装置(一国の首相・与党ナンバー2も葬りさるのが可能なら一国民を抹殺するのなどは赤子の手をひねるよりも簡単だろ)と、一般会計の約四倍もの「特別会計」(官僚による税金強奪のための「埋蔵金」というポケットマネー)で、それを繋ぐ役割が法務官僚天下りの財界や、その仕組みで肥え太ってきたアメリカ代理人やカルト宗教・右翼ではと思う。

日本が、戦前のような官僚支配の言論弾圧暗黒警察国家となり、また再び侵略国家となるかどうかは、小沢氏問題で決着がつくことだろう。
どうして与党の大半や共産党までもが、マスゴミと同レベルなのかと不思議でさえある。