詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

反骨者列伝(3)ーカナダの文学者たち

2010年01月30日 | 歴史
戦後一のトキメンタリー作家&市民運動家松下竜一や賢治の友人で戦後読売争議団長や故郷岩手県釜石市長鈴木東民に続いて、正岡子規をと思ったのだけど・・子規はあまりにも有名すぎるし、「反骨者」という言葉はちと失礼かもしれないと思う。子規はただ一人で、俳句・短歌改革をやり遂げた上に、明治以降もっとも素晴らしい口語文を創始した文学者だ。

そのような理由で、今日の日記ではカナダ物書きを紹介したい。
僕がかって読んだカナダの物書きは四人にすぎないけれども、その四人すべてが日本には見当たらないような魅力あるなと思う。

読んだ順番に列挙するとー
①小学生時代に読んだ「赤毛のアン」の作者。子規の写生の精神なのかも・・
②作者名をど忘れしたが、カナダではシナリオの第一人者の麻薬中毒の若者の銀行強盗をやる物語。SF「時計仕掛けのオレンジ」のような話しなんだけど、登場人物たちの性格描写がよりしっかりしてると感じた。

③今日読了した2005年タイム誌「世界で最も影響力ある百人」に選ばれたアリス・マンローの『イラクサ』中で映画化の話しがあった「恋占い」「熊が山を越えてやってきた」や、「なぐさめ」「クィニー」「浮橋」等どれもが映画化して欲しいなと思った物語だった。
④読んでる間中、北海道開拓の苦労を思って涙が止まらなかったのは、アリステア・クラウドの「彼方なる歌に耳を澄ませよ」。
この作家は特に、僕の映画マッキーさんに読んで欲しいなと思う。僕も行方知れずの兄もまた、この長兄のようにアル中となって、死んでしまったのかもしれない・・
日本を舞台にの映画化は是非北海道でよろしく!


pikki蛙外伝(14)ーまるで「1984」みたいだったトヨタグループでの最後の一年間

2010年01月30日 | 日記
母が十数年間の寝たきりで認知症の後に、すい臓癌の手術後、上司二人が見舞いの水羊羹を食べた直後に意識不明となって亡くなったのが六月のことだった。

そして職場復帰して、その上司に母の見舞いの様子を聞こうとしたら、とても行けそうにない職場に急遽転勤だという。トヨタグループではそのような事はほとんど皆無だったし、その上司が「早く会社をやめろ」「仕事なんかしなくていいからこの部屋にいろ」とか、「ほんとに母親がそんなに具合わるいのか?」と聞いてきた上司だったので、てっきり母親はその水羊羹のせいで殺されたのではと思ったのだけど、残りの水羊羹はすぐにすべて放ってしまったし、母の癌はあちこちに転移もしていたのだが・・

ただその頃までに、前年に天下り法務官僚でトヨタグループ重役へと首切りのために天下りしてきた人物のために、僕以外の窓際族や中高年社員や婚期を越えた女子社員のほとんどが次々と・・同じグループ内や下請け企業の3k職場へと出向させられたり、退職するまで一日中一列に並ばされて芝生のゴミ拾いをさせられたり(一年間の介護休暇の後に数日間だけ目にすることが)、事務所入り口やトイレ出入り口や隔離された部屋で仕事を与えらずに、退職へと追い込まれていった他のグループ企業からの出向社員のような運命が、彼らを待ち構えていたのだろうと思う。

それでもまだ、事務職はまだ幸運な方だったのかもしれない。彼らには、仕事を与えずに衆人環視の村八分というトヨタグループの方針だった。僕も上司から何度か、「あいつらはアカだから、あいつらと話したらお前もそうみられるから止めておけよ」と忠告されたことがある。その言葉に反発する気持ちが強くて、そのうち話し掛けようと思っているうちに彼らは例外なしにすぐに退社してしまった。

一人だけ例外だったのは、事務所の入り口にぽつんと机を隔離されたまだ二十歳代の女子社員だった。ある日彼女が泣きながら、僕が通路にダンボールで作った小屋へと駈けながらやってきた。でも僕にはかける言葉がなかった・・ほとんど毎晩具合の悪くなる母の介護でほとんど眠らずに通勤という毎日で、唯一の楽しみといえば、昼休みでの睡眠と会社の極秘資料を可能な限りの採集だった。「母が一日でも長く生きるためには?」としか考えることができなくなっていたのだった。ほんとにあの娘にはすまなかったと思う。どうしてなにかひと言言葉をかけてやれなかったのかと思う。

現場でも若い人間はというと、塗装等の誰もが嫌がる危険職場や、家族と離れて東京の下請け企業での寮住まいとかがほとんどだった。
しかしそれほど若いともいえない自分にはさらなる試練が待ち受けていたのだった。
その「1984」での公開裁判のような会社幹部と組合幹部が左右から尋問等のあらましについては次回また。

帰ってからちょっと横にと思ったら・・もうこんな時間

2010年01月30日 | Weblog
トヨタと創価学会には多くの共通点があると思うー
①トヨタの長年のマスコミ支配。それで欠陥車情報を封殺してきたつけが米国で暴露されたのだと思う。同じくスポンサー等でマスコミ支配してきた創価学会。
②法務官僚とずぶずぶの中。トヨタ等への大企業への法務官僚天下りと、創価学会の法務大臣死守や法務官僚・警察支配が数多くの冤罪事件の根本にあるのではと思う。
③どっちも殺し等の違法行為のやりたい放題