詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

古代思想「墨家」から軍事・外交を考える

2010年01月23日 | 政治
「坂の上の雲」は司馬文学の最高傑作かもしれない。歴史・政治・正岡子規好きには是非勧めたい。

伊賀の忍者も、我家と同じ平家の落人なんだとか・・甲賀、男鹿、佐賀、滋賀、阿賀、敦賀、宇賀、玖珂、古賀、蘇我、羽賀、等・・の「ガ」ってなんなのか思案中。「カガ」は古語で蛇の意味だったよう気が・・

そういえば、鉄砲で有名な紀州雑賀党という・・戦国末期の伊賀・甲賀忍者によく似た雇われ武装集団もあった。雇われればどこへでも行くという点と、鉄砲伝来後すぐに作り上げ改良という最先端技術情報網と技術力の点では、古代中国の墨家に近いのかもしれない。

墨家の「非攻」「専守防衛」こそ古代以来の日本の伝統的思想のひとつであり、列島国家日本の未来の理念であるべきだし、平和憲法九条にあるように軍隊などは必要がなく、空・海の国境警備隊(海上保安庁の質量充実)で十分だと思う。とりわけ自衛隊予算の約半分を占める陸上自衛隊などは専守防衛には全く無用の長物であり、戦車やアメリカから強引に売りつけられた欠陥だらけの防空システムなどいったいどこで使うというのか!?

現在では生産力も技術力もない二流国アメリカの兵器などは、よく壊れたり空から墜落してきたりの危険なものばかりで、むしろ無いほうがはるかに安全なのではと思う。
それよりも外交の質量アップと、アジアにはただ一つしかない国際機関「国連大学」の分校をアジア各地に新設等の改善の方がはるかに現実的で実効性があると思う。

批判するならば改革案を出さなければならない

2010年01月23日 | 政治
税金泥棒とか、売国奴とか、権力の横暴や金まみれ糞まみれ等と罵倒される高給官僚や自公政治家べったりの利権政官財やマスゴミたちも相当に不幸ではと思う。

まずは官僚たちの自浄努力に期待してはどうかなと思う。
しかしメリットがなければやるはずがないし、従来のような私利私欲や情報隠しに懸命の省庁や官僚にはきちんと罰を与えるべきと思う。

具体的にはー
①従来予算の仕分けを官僚たちにやらせる。本気でやってもらうために、「前年度予算一割削減案」「予算の一割事業仕分け案」をすべての官庁・官僚(天下り官僚・税金泥棒の温床の○○法人にも)に出させて、彼らにそれを説明させる。
そして、優れた案をだした官庁・官僚の三分の一は予算一割アップと昇格を。あまりにもやる気のない官庁・官僚の三分の一は予算一割減と降格を。

②従来は官僚が出し惜しみしてきた情報についても、税金の出入りと国民共有財産くらいについては、過去10年間くらいの全情報をデータベース化してどこに問題があるかをはっきりさせるべきだ。

例えば、昨日NHKでやっていた百数十兆円の年金運用だが・・昨年は約10兆円の運用損(二年連続)であり、素人が株という博打で国民共有財産の年金基金百数十兆円をたかだか数人の官僚が好き勝手にするというのは何でもありの米国でも認められない暴挙だ!