黒澤明の本２冊読了

ぼくは黒澤映画・DVDを観てると・・どうしてだかいつも眠ってしまう。
そして黒澤映画に興味を持ったのは、故井上ひさしさんとの対談を読んでからだった。

今日読んだ「黒澤明のいる風景」（島敏光）は、数年間一緒にくらした甥の・・黒澤明を知るには最適の本かもしれない。

黒澤の癖ー「半年卵焼き「半年キャベツ炒め」「半年蟹コロッケ」は面白かった。写真嫌いな点や・・

女性と社会については、黒澤明はチャップリンや宮沢賢治に似ていたのかもしれない。

無人島に一冊持っていくなら、「バトルランナー」(映画は糞)！

たぶんこの本のゆえに、ホラーの帝王キングのもとに、ジョンレノン暗殺者が差し向けられたのだろうと思う。でもあんまりにもみすぼらしい中年おっさんだったので・・暗殺対象をジョンレノンに変更したのではと思う。

この本は、９・１１そっくりという以上に・・悲惨な人間が何をできるのかという点で、人類史上最も素晴らしい物語だ。
あらゆる点で素晴らしい「バトルランナー」だが、原書で読んだら・・という疑問があるので。