詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

種子島ロケット発射基地を観てたら

2010年05月16日 | 日記
空の上では、中国がアメリカの軍事衛星を撃ち落したり撃ち落とされたりとか、原爆を海中に落っことしたりというニュースが多いけど・・

でも種子島ロケット発射基地で、ぼくが連想したのはー
「カヌーと宇宙船」という冒険と放浪についての本と、故郷北海道で時々みたUFOや人工衛星だった。

まるで音のしない暴走族みたいだったUFO(流れ星みたいなスピードで、反転してまた現れたり・・)。
人工衛星からは、「2001年宇宙の旅」を連想だった。


2010年05月16日 | 
一滴づつの
音と光の落下から始まった川は
すべてを飲み込み
ついには
終わることのない壮大な交響曲として
河口で砕け散りつづける

昨日は飛び越えるのがやっとだったのに
砂礫の途中で消滅している午後もある
源流が涸れてしまったら
たちまち死んでゆくしかない

そこを浮かんで流れてゆくのが
ゴミやペットボトルや死体ばかりというなら
ぼくらもまた終わりのない旅を
ゴミやペットボトルや死体として
流離いつづけるしかない