詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

刑務所で配膳係りという鈴木宗男氏の近況

2011年04月03日 | 日記
冤罪製造機械=検察による冤罪で獄中の鈴木氏の近況はー「ここ」
ー同じように、検察と外務省とに罠を仕掛けられた元外交官佐藤優氏との往復書簡集が面白い。

紀元前に成立した「孟子」までは、儒教の徳目は仁義礼智の四つしかなく、それらのいずれもが為政者の徳目であり、この四つに、新たに信という正直さが加わったのは漢以後だと言われている。(殷に滅ばされた商の人々が、商人として中国全土や日本にも到来)

現在の法治国家日本では、それに付け加えて大事なのは、「遵法」ではないかと思う。
多くの権力や特権を与えられているがゆえに、一般の国民よりもさらに厳しく憲法・法律を守って手本を示すべきというのに、それどころか法律を破り放題の検察・財務官僚や、口を開けば「増税」「増税」の政治家や、大銀行等の約七割の大企業なのに「消費税増税」を唱える経団連や、税金も納めず社会貢献もしようとしない宗教業界は発狂した集団と言うしかない。

特にひどいのは、CMに毎年数百億円も出しながら、自ら原因での被災者に何の援助もしようとしない東電(数十の社宅施設等を開放すべき)と、ラジオCMだけでも毎年20億円使っていながら義捐金を一円も出そうとしないカルト宗教だろう。
◆東電と裏社会のつながりについての怖い記事(コメント内容が衝撃的)はー「ここ」

正直さの欠けた言葉は、ただの雑音に過ぎない。そしてさらに人の上に立つ人間には、正直さに加えて、徳というものがなければならないと思う。これらは、私利私欲第一の政治家や官僚(国家・企業)や宗教業界にはないものねだりだろか・・

徳は、若い頃から自分を無にして他者や仕事への感謝の気持ちと奉仕のために自分を訓練してきた人に初めて備わるものであり、そんな人をこそがトップに選ぶような、企業や、政治でなければならない。
そのために提案したのが・・共生的な「共生時間貯蓄銀行」や、要請事案毎に時給千円プラス共生時間加算の「ボランティア登録制度」や、それを支えるための半年毎に減価し五年後には貨幣価値がゼロになる「地域通貨」だった。

従来選ばれてきた・・世襲や受験勉強エリートの高給国家・企業官僚や宗教業界等の守銭奴は最悪の選択であり、それに代わる新しい人材供給のシステムを早急に作り、これらと変えてゆかなければならない。
「日本列島核の墓場化計画」という、この亡国途上にはもうとても間に合いそうにないけど・・







ー古い詩手帳からー(5) 「最後の一杯」 

2011年04月03日 | その他
まるでこの国の総理みたいに
冬眠から覚めたばかりの蝿が
ぼくの一番お気にいりの
コーヒーカップの縁から
ポトリと身投げした

ああ
コーヒーの値上げで
この世の最後の一杯だったのに

その蝿は
あいかわらずのうのうと
ミルクを引き連れて
一番のお気に入りのカップで入浴中

ー古い詩手帳からー(4) ナイフ

2011年04月03日 | その他
どこへ行くにも手放せないナイフがある
山へ行く時にも
暮れなずむ街角でいつの間にか
迷子になっている時にも

きみからプレゼントされた
赤い小さなナイフ
スイスの国旗が刻まれた
しんやりとしたナイフ

このナイフで
なんどお祝いのビールや
ワインの栓を抜いたことか
山小屋のストーブの前で
きみを想いながら
缶詰を開けたことか

病室のきみを見舞った時にも
真っ赤な林檎を片手に
「皮を切らずにむけるんだ」と
まるで手品を気取ってくるくる

きみの死からもう十年
色褪せることのないナイフは
まるでいよいよ赤く
きらり きらきら夢の中で
きみとの思いで一杯のナイフ