詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

嵐が近い

2008年07月12日 | 日記
嵐が近いと
いつもそう感じながら生きてきた
自然からの
驕り高ぶった人間たちへの
自然界からの復讐だとも

たぶんいよいよ
その時代が近づいてきたんだろう
小手先の温暖化防止策なんかは
とっくに無意味だ
それよりも
欲で凝り固まった支配層の
際限のない欲望を減らす手段を
考えた方がいい

死は 
誰にも平等にやってくるというのに
欲に目がくらんで
自分の死が特別だと思っている
哀れな人々よ

あの世には到底持っていけない
金や 地位や 名誉や 欲望を
社会貢献のために使うべきではと思う

どうしたら
気持ちよく死ねるんだろうかと
考えるこの頃だ

ミジンコとボウフラとぼく

2008年07月11日 | 日記
ミジンコもボウフラもぼくも驟雨のなか

最近とんと見かけないボウフラと水溜まりだな

振り返るのが癖になってバス停にも挨拶

会社中で一番いやらしい奴と言われてなんだか嬉しい

違ったものに間違われそうな夕焼けの地球

いっそ嘘だけを言うために生まれてきたらよかったのに


野ざらしを心に風のしむ身かな (芭蕉)

2008年07月11日 | 日記
人生は
また再び
失われてしまった自分への還り道を
探すものなのかもしれない

十代の頃好きだった賢治の銀河鉄道や
魔法やヨットのファンタジーの世界
二十代の頃好きだった安吾の古代探求や
アイヌ人彫刻家砂澤ビッキの風への道

そして それからずっと
迷子になってしまった

見失っなったままの
ふるさとへの道を
探しつづけている

さすらい続ける空の下
また今夜も 
流星群からの星々が
きみの街へと落ちてゆく


故郷の洞爺湖サミットと北朝鮮問題を振り返る

2008年07月09日 | 日記
わずかに印象に残ったのは、福田夫人や各国首脳の夫人たちや個性あふれる反対運動家たちだった。詳しくはーhttp://blog.goo.ne.jp/ainunews/m/200807

資源豊富な北朝鮮という背景から、ブッシュによる北朝鮮の「テロ指定国家解除」を考えるべきかもしれないという記事はーhttp://sankei.jp.msn.com/economy/finance/080705/fnc0807052111003-n1.htm

近未来の日本についての深い洞察に驚く、僕がリンク集にもある「反戦な家づくり」さんの鋭い洞察はー
《北朝鮮はウランや金、チタンなど鉱物資源が豊富で、米国の穀物・金属商社カーギル、鉱山開発技術を持つエンジニアリング大手のベクテル、さらにゴールドマン・サックス、シティ・グループの金融大手などがウラン濃縮疑惑が表面化するまでは対北朝鮮投資に強い関心を寄せていた。

国粋右翼ファシストにとって、核武装は絶対条件だろう。核武装しない限り、対米従属か、中国傘下に入るか、絶対中立(非武装)しか道がない。そのときに、ウランをアメリカ(IAEA)に握られていたのでは、何にもできない。

日本が自前で調達できるウランは、北朝鮮にある。対北朝鮮のプレゼンスを最大限にデカクして、ウランの権利をせしめよう、というのが、何が何でも拉致問題を言う勢力の狙いではないか。ブッシュの、「拉致は忘れない」という決まり文句は、「ウランはやらないから、他の物にしろ」という意味に、私には聞こえる。

いずれ近いうちに、CIA+統一協会グループと、反米右翼グループの、抗争が始まる。それを、いい気味だなんてお気楽に眺めていると、返す刀でぶった切られるかもしれない。》

その記事のリンクはーhttp://sensouhantai.blog25.fc2.com/

革命

2008年07月06日 | 日記
「革命」のために
大きなグラスを1個買ってきた
いつでもぼくの心を
微塵に砕けるように

「天孫降臨」という焼酎を
オンザロックで
飲みたかっただけなのかもしれないが・・

それとも もうこれ以上
自分の気持ちを偽って
生きたくなかったのかもしれない

アナーキストだと
最初のホームページから公言してきたが
「革命」を誰も言わないのなら
ぼくがやらなければならないのかもしれない


官僚支配の税金・年金浪費&恐怖政治を誰が終わらせるのか?

2008年07月05日 | 政治
リンク集にリンクしてある元外務官僚の天木さんの今日のブログには、厚生労働省の天下り法人で五兆円もの運用損が出ているという内容と、「恐怖警察」の実体が興味深かった。

《政治活動の報告ビラを集合ポストに投函した共産党市議が、東京地検という行政の一端に書類送検された事件である。

 私が驚いたのは、この「恐怖警察」に、政権政党の自民党の政治家も、政権奪取を狙う民主党の政治家も、ともに萎縮し、すくんでいるという実態である(7月5日東京新聞 ニュースの追跡)。

 オートロックの外側にある集合ポストには、商売のチラシは黙認だ。ピザ広告も風俗営業の勧誘も放置されている。

 それなのに政治家の政治活動である議会報告ビラの配布を官僚が恣意的に取り締まる。

 本来であれば政治家が行政の責任者を呼びつけて怒鳴りつけるべきではないのか。少なくとも直ちに国会でとりあげて国民の判断に委ねるべきではないか。

 それなのに、「もう、怖くてできない」、「政治家なら誰でもスネに傷を持つ。批判なんかしたら、警察からメディアにリークされ、袋叩きにあって政治的に殺される。警察批判なんて、与党だって怖くてできないんだよ」などと言う(前掲東京新聞)》

それにしても、いつごろから、そしてどのような法的根拠で、我々から強制的に徴収した年金の原資が、厚生労働省の下部組織で天下り組織のひとつの年金積立金管理運用独立行政法人の手に委ねられるようになったのだろうか?現在わかってるだけでも、年金運用によってもたらされた5兆円の運用損が出ているという。

より詳しい内容はーhttp://page.cafe.ocn.ne.jp/member/diary1st.cgi?ppid=blueswave&mode=commentwrite_message&num=589

そぼふる雨に濡れながら

2008年07月03日 | Weblog
飼い犬は嫌いだ
満足しきったあの目が
好きになれない

野良犬の
ちょっと淋しげで
それでいて
誇りに満ちたしぐさは大好きだ

雨に濡れながら
灰色の野良犬が
同心円状の黒い闇の中へと
消えていった

日本人も一緒だよ
家畜とは違う野良犬は
順番に
場行きの運命

詩を作りながら聞いていたのはキングクリムゾンの「アイランド」ーhttp://jp.youtube.com/watch?v=0u6-i3GjRwE&NR=1