アメリカで教育受けたインド人でなく、インドで高等教育受けた人が次々世界的企業のトップになっていることから、近い将来、世界をリードするのはアメリカ、中国そしてインドといわれ始めている。その理由は、零を考えだしたように元来が優れた民族であること、人口が多く、教育熱心で英語圏であることに尽きるであろうが、インドのシリコンバレーと呼ばれるムンバイに先進工業の企業を集中させたり、プネという地方都市(インドのマハーシュトラ州の東部にあるインドの地方都市)に学園都市を作ったり、著名な大学をインド各地に分散させているのにもあるように思われる。
たとえば、理系ではインド最高峰とされる インド工科大学(通称IIT)が16か所に分散しているという。
インドの理系の最高峰と言われています。インド各地に現在16校あり、入学するのは超難関です。なんとマサチューセッツ工科大学に合格したにもかかわらず、喜んでインド工科大学に行くインド人もいるぐらいです。有名なのは、デリー校、ムンバイ校などがあります。ここを卒業すると、たくさんの国際的な企業から高額の給料のオファーが来て、どこにでも就職することができます。卒業生の多くは、海外や国内の一流企業に就職していきますが、一部は自分で起業し、事業を行っていく人もいます。
部員系で最高峰といわれているインド経営大学もインド各地に13か所に分散しているという。
インドの文系の最高峰の大学院です。学部はありません。現在インド各地に13校あります。有名なのは、コルカタ校、アーメダバード校、バンガロール校の3校です。2年間少人数でみっちりとビジネスを叩き込まれす。卒業後は、一流企業に高待遇で獲得され、ビジネスの最前線で活躍していきます。2013年にアーメダーバード校を舞台にした映画が大ヒットして、入学志願者が増えたようです。
デリー大学も本部はデリーだが、かなり分散している。
デリーにある大学ですが、総合大学なので、デリー大学傘下にたくさんのカレッジが存在します。その数80校以上と言われています。特に有名なのが、ヒンドゥーカレッジ、セイントステファンカレッジなどで、大学入試の統一試験で高得点を取った優秀な人が入ってきます。この大学は国立大学であるため、比較的カレッジの多くは、北デリーのノースキャンパスにあり、北デリーには学生が多く住んでいます。
日本でも、近畿大学とか私立大学が各地に分校を作るようになってきているが、国立大学も東京京大学といわず、東京校、京都校とかしてスタッフの交流を盛んにしていたら違ったかも。
それにしても、アメリカの大企業特にIT大企業のトップに、アメリカの大学でなく、インドの大学を卒業したインド人が群生し始めたのは驚異的であり、日本人ではどうあがいても実現しそうもない。