AFPが、『アラビア海で船から大量の武器押収 中國・ロシア製誘導ミサイルなど』と伝えているが、中国・ロシアは、後進国やテロリストに武器を売りつけているのか。これは欧米の大国も同じかも。闇組織の商売ではなく、国家として武器販売しなくとも、武器販売で商売している組織を結果的に支援しているケースも多いのでは?
アラビア海北部で米海軍のミサイル巡洋艦「モンテレー」により押収された武器。
アラビア海北部で米海軍のミサイル巡洋艦「モンテレー」によって押収された武器を積んだ船と、その上でホバリングするヘリコプター
【5月9日 AFP】米海軍第5艦隊は9日、アラビア海北部の公海で無国籍のダウ船を発見し、ロシアと中国製の違法武器を大量に押収したと発表した。
バーレーンに司令部を置く第5艦隊によれば、ミサイル巡洋艦「モンテレー」が6~7日の任務中にダウ船を捉え、武器を発見した。
その中には「高度なロシア製の対戦車誘導ミサイル、中国製の56式自動歩槍が数千丁、PKM機関銃や狙撃銃、携行式ロケット弾発射装置(RPG)数百点」が含まれていたという。
武器は現在米国の管理下にあり、出どころや予定されていた目的地を調査していると説明した。
ダウ船の乗組員は取り調べ後に解放された。船籍は不明だが、第5艦隊は発表で、米海軍が同海域をパトロール中に取り押さえる「違法貨物の輸送はテロや違法活動の資金源となることが多い」と述べた。(c)AFP