ボイジャ惑星探索観測所、ハッブル宇宙観測所などのNASAの宇宙観測所、地球人の宇宙像をまったく一新させた。その基礎となった技術は、他国が簡単に追いつけるものではない。
1990年に打ち上げられたハッブル宇宙観測所、口径2.4mの光学望遠鏡からのデータを30年にわたり地上に送り続けている。その動力は核分裂エネルギーを使ったPrバッテリ。しかし、地上800KMを周回しており、やくめを終わったとされており地上に落下する可能性がある。そうなると地上が放射能で汚染されることになるが大丈夫だろうか?
ジェームス・ウエッブ宇宙観測所が後継機として打ち上げられることになっているが、最近2021年には間違いなく打ち上げるだろう。口径6.5mの赤外線望遠鏡でハッブル宇宙観測所以上の夥しい宇宙の観測データを送ってくれることだろう。然も、観測のためには、機体を極低温に冷却し、太陽や地球の光なども避ける必要がある。そのため、折畳まれた遮光板を搭載し、動力源は、大きな面積の太陽光電池で、大電力を確保、高度は150万Km。
1977年に打ち上げられた、 ボイジャー衛星観測衛星もPrバッテリーを使っており、故に半世紀も地球に観測データを送れている。しかし、起動が外れ、太陽系外に出ている。そこからもデータを遅れているならすごい話。