ニューズウィークが、アメリカ海洋大気庁(NOAA)が、今年の北大西洋の台風であるハリケーンは、60%が平年のより巨大化、30%が平年並み、10%が平年以下の規模という予測を掲載している。そしてその予測精度は70%以上だとしている。
(NOAA)
ただ、平年並みか以下の規模のハリケーンをハリケーンとして、平年以上の規模のものは嵐と言っている。
また、そのハリケーンの特徴も以下の様に予測している。
①風速は60年前のハリケーンに比べ2倍以上、
②雨量も過去10年間の平均雨量の10%は増える
③ハリケーンのシーズンも6月1日から11月30日までと拡大している
予測の根拠は、、海洋大気庁の次世代環境観測衛星など、観測プラットフォームの改善により、気候変動に伴う気温や海水温の上昇していることで、熱帯低気圧の活動が活発化しているとしている。また、北大西洋の平均海面水温が数十年周期で変動する「大西洋数十年規模振動(AMO)」において、海水温が高い時期にあることも影響している可能性がある。
この傾向は対分にも言えるはずで、気象庁の解析発表が待たれる