先端技術とその周辺

ITなどの先端技術サーベイとそれを支える諸問題について思う事をつづっています。

日本、ワクチン接種、世界110位

2021年05月17日 15時25分16秒 | 日記

日本のエネルギー政策、見事すぎる!?

2021年05月17日 14時02分07秒 | 日記

自然エネルギー利用で最たるものに太陽光発電がある。しかし、国の太陽光発電の方針は、太陽光発電を台無しにしまった。その大きな理由は、発電における、送電と発電の分離で、昼間しか発電しない太陽光発電には電力会社の送電網を効果的に使えるという事で、一時期、太陽光発電所建設が多く行われた。

いまは、太陽光発電は、メガソラ―だけでなく、個人家屋や大きな建物の屋根に太陽光パネルを付けることがなくなった。その大きな理由は、発電力の買取価格が、下がってしまったことである。

この結果、日本の電機メーカーの太陽光パネルの生産は、驚くほど低下してしまっている。

安倍政権の極めて有難い政策のおかげと思う。


アフリカ大陸、分裂する?

2021年05月17日 09時13分28秒 | 日記
 
 
 

CNNなどがアフリカ大陸を南北に入る大地溝帯にあるケニアにこのほど現れた数キロにわたる地割れについて、地殻変動によりアフリカ大陸が2つに分裂しつつあるという既存の学説を改めて裏付ける可能性があると解説している。むろん、数十万年先の話であるが、地割れ自体は広がる可能性はあるのでは?

一体、場所をどこかと思い調べたら、火山学会の東北大学大学院理学研究科の浜口教授が解説していた。

東アフリカ地域のさしわたし2000kmに達する広範囲な隆起地帯(ドーミング)とそこを南北に走る大地の巨大な割れ目(東アフリカ地溝帯)があげられます(図2).割れ目の底は湖となり,地図を見ると大小の湖が連なっていることが見て取れます.東アフリカ地溝帯は,エチオピア・スーダン・ケニア・タンザニアにまたがる東部地溝帯(グレゴリーリフト)とウガンダ・コンゴ・タンザニアの国境にそった西部地溝帯に分けられます.今から2000~6500万年前には,エチオピアからケニアかけての地溝帯に沿った割れ目から大量の玄武岩質マグマが何回にもわたって噴出し,平坦な溶岩の大地を作りました.その溶岩の総量は,400,000km3と推定されています.このように地質時代には,莫大な量のマグマが地下から供給されたことが分かってきました.そような活動の後に,噴火活動が続き地溝帯の内外に大小の火山が出現しました.万年雪を頂くタンザニアのキリマンジャロ山(5895m)も火山活動でできた山です.この火山はアフリカ大陸の最高峰をなしています.ユーラシアなどの5大陸の最高峰がみな非火山的な成因による山であるのとくらべると,アフリカ大陸の火山活動の一端を伺い知ることができます.

 

東アフリカ地溝帯と火山活動.3000km以上に渡って大地の割れ目が続く.星印は火山、実線は地溝帯の断層、網掛けは地質時代に溶岩で被われた台地、破線は国境を示す.但し、右の地図は、Geologi.com 掲載のもの。

https://geology.com/articles/east-africa-rift.shtml