共同通信社の発表によると、日本のワクチン接種率は3%で、世界順位では110位という。7月には65歳以上の高齢者は殆ど接種が終わるかもしれないが、65歳以上高齢者、2020年は3617万人・総人口の28.7%だから、接種率は30%いかないと言うことになる。これでは、7月開催の東京五輪、世界が東京五輪は開催すべきでないというのは無理もない話だろう。
日本の新型コロナウイルスワクチン接種の遅れが際立っている。英オックスフォード大などによる16日までの調査で、少なくとも1回投与された人の割合は約3%にとどまり、世界平均の約9%に及ばない。接種体制の整備遅れから、発展途上国レベルの世界110位前後に低迷。接種が進み、普段の生活を取り戻しつつある欧米とは対照的だ。
政府は東京五輪開催を目指しワクチン入手と接種加速を強調するが、欧米からは「一大感染イベント」になりかねないとして中止を求める論調が強まる。 世界の接種回数は同大などの14日時点の調査で約14億回。日本は13日時点で約560万回にとどまる。