先端技術とその周辺

ITなどの先端技術サーベイとそれを支える諸問題について思う事をつづっています。

電池の世界でも中国は最先端に躍り出た!

2021年05月30日 22時22分44秒 | 日記
 
 

中国のモバイル関連メーカーAnkerのモバイルバッテリー PowerCore 26800 (26800mAh) かつ無線充電のPowerIQ搭載は、 3.7Vのリチウムイオン電池で、放電電力は、約100Wで、価格は、5,6千円で買える。日本製ではこんな価格では買えない。

形態は下記写真のようなもの。メーカーはAnkerではないが、中国製。

 

そこで気になるのが、EV 用バッテリー-も中国のCATL、BYDというメーカー、既に。全個体Liイオン電池を提供しているというから、産業用バッテリーでも中国は世界の最先端を行っている。EV用のバッテリー、中型車だと、100KW容量のバッテリーを搭載している。モバイルバッテリーからの推測でその価格を推測すると、モバイルバッテリー千個で100KWの電力を供給できるから、エンドユーザー価格で500万円となる。産業用として大量に購入すれば半額にはなるとしても250万円。ここにEV車が相変わらず効果という理由があるのに気づいた。