コンパクトカーで、ハイブリッド車とガソリン車の経済性を見た。前提として
①ハイブリッド車
ー実勢価格200万円
ー燃費 カタログ値の60%
②ガソリン車
―実勢価格150万円
ー燃費 カタログ値の60%
③共通条件
ー年間走行距離 1万Km
ーガソリン価格 1リットル 135円
そうすると以下のグラフになり、6年半でハイブリッド車は、ガソリン車の価格差を埋められることになる。また、CO2発生を抑えられることがわかる。
コンパクトカーで、ハイブリッド車とガソリン車の経済性を見た。前提として
①ハイブリッド車
ー実勢価格200万円
ー燃費 カタログ値の60%
②ガソリン車
―実勢価格150万円
ー燃費 カタログ値の60%
③共通条件
ー年間走行距離 1万Km
ーガソリン価格 1リットル 135円
そうすると以下のグラフになり、6年半でハイブリッド車は、ガソリン車の価格差を埋められることになる。また、CO2発生を抑えられることがわかる。
ハイブリッド車と言っても、トヨタ、日産、ホンダでは違いがある。ホンダと日産が新型コンパクトカーを出しているので、各メーカーの製品の特長・性能を比較してみた。対象はどれも最も値段が安い、Basicモデル、Fモデルあるいはエントリー・モデルとするもので調べた。結論は、三者、遜色ないという事になった。価格にしても多少の違いがあるが、小売希望価格と実勢価格は違うから、価格だけで選択することは難しく、性能は変わらないから、デザインの好みで決まるという印象。また、同クラスのガソリンエンジンのコンパクトカーに比べると、ハイブリッドが\概ね200万円に対しガソリン車は概ね160万円で2割は高い。しかし、燃費は、コンパクトカーのハイブリッド車は概ね30Km/Lに対し、ガソリン車は概ね15Km/Lで、CO2を少しでも減らいたいという環境派にはハイブリッドが良いだろうし、もしかしたら、長期間かつ長距離で使用する場合は、もしかしたら、ガソリン代の差が長期間では車体価格差の50万円をはるかに超えるかも。
1.トヨタのアクア、エントリーモデル。価格1,818,300円(税込)
●エンジン 排気量1484cc PS馬力74 トルクkgf/m11.3 ●モーター PS馬力61 トルクkgf/m17.2
●燃費 WLTCモード 市街地走行28.2Km/L 郊外走行32.2km/L 高速走行29.3km/L、●大きさと重量 全長4050mm 幅1695mm 車高1495mm 重量1090Kg
●バッテリー ニッケル水銀 容量6.5Ah
2.日産のノート、Fモデル。価格2,054,800 円(税込)
●エンジン 排気量1198cc PS馬力82 トルクkgf/m10.5 ●モーター PS馬力116 トルクkgf/m28.6
●燃費 WLTCモード 市街地走行29.9Km/L 郊外走行32.6km/L 高速走行27.6km/L、●大きさと重量 全長4045mm 幅1695mm 車高1505mm 重量1190Kg
●バッテリー Liイオン 容量ーAh
3.ホンダのフィット。Basicモデル。価格1,997,600円(税込)
●エンジン 排気量1498cc PS馬力98 トルクkgf/m13.0 ●モーター PS馬力109 トルクkgf/m25.8
●燃費 WLTCモード 市街地走行30.2Km/L 郊外走行32.4km/L 高速走行27.4km/L、●大きさと重量 全長3995mm 幅1695mm 車高1515mm 重量1180Kg
●バッテリー Liイオン 容量ーAh
エジプトのスエズ運河で、大型コンテナ船が座礁して航路をふさぎ、貨物船の大渋滞が起きている問題で、船を所有する正栄汽船(愛媛県)は25日、世界の貿易に支障をきたしていることを謝罪した。
正栄汽船はホームページで、座礁したエヴァーギヴン号について、「現地関係当局並びに船舶管理会社のBERNHARD SCHULTE SHIPMANAGEMENT と協力しながら離礁を試みておりますが、困難を極めている状況です。引き続き、離礁にむけて全力を尽くす所存で、事態の早期解決に向けて取り組んで参ります」と説明した。
そして、「本船の事故にともない、スエズ運河を航行中、航行予定の船舶、並びにその関係者の皆様に多大なご心配をお掛けしておりますこと誠に申し訳ございません」と付け加えた。
パナマ船籍のエヴァーギヴン号は23日午前7時40分ごろ、中国からオランダのロッテルダムへ向かう途中、スエズ港のすぐ北側で座礁した。当時、強風と砂嵐が発生していた。
船を運航する台湾の長栄海運は座礁について、船が「突然の強風に襲われ、船体が水路からそれた可能性がある」とした。
エヴァーギヴン号は、全長400メートル、幅59メートル、重さ20万トン。25日にサルベージ(引き揚げ)会社のエンジニアらが復旧を試みたが、失敗に終わった。
長栄海運は、サルベージの専門家たちが船長やスエズ運河当局と連携し、より効果的に船を離礁させる計画を練っていると発表した。
船は座礁した後に運河をふさぐように停止しており、双方向からやってくる150隻以上の船が現在立ち往生している。
スエズ運河は地中海と紅海を結ぶ運河で、アジアと欧州を最短距離でつないでいる。世界の貿易の約12%がこの運河を経由する。
代替ルートには、アフリカ大陸南端の喜望峰を経由する方法があるが、スエズ運河経由よりもさらに2週間かかる場合がある。
業界筋はロイター通信に対し、船を早期に移動できたとしても、その所有者である日本の会社と保険会社には数百万ドル規模の損害賠償が請求される可能性があると述べた。
正栄汽船の藤原利明氏はAFP通信に対し、同船は保険に加入していると明らかにしたが、現段階では座礁の詳細や費用については把握していないと述べた。
藤原氏は「これは始まりに過ぎない」と述べた。
スエズ運河の航行がストップした後の24日、世界の原油価格は6%上昇したが、翌25日には4%以上、下落した。
夜間に停止していた船の離礁作業は25日朝、タグボートや浚渫(しゅんせつ)船、掘削機を使って再開された。
船舶管理会社ベルンハルト・シュルテ・シップマネジメントはその後に声明で、25日午前8時頃の離礁作業は失敗し、午後に再び行うと発表した。
同社はスミット・サルベージ社の専門家チームが離礁作業を任命され、作業に加わっていることも明らかにした。
スミット・サルベージの親会社ボスカリス社のペーテル・ベルドフスキ最高経営責任者(CEO)は、船の離礁には数週間かかる可能性があると警告。「まるで巨大な座礁クジラだ。相当な重量がある」と、オランダの公共放送NPOに語った。
「船からコンテナや油、水を取り除いて重量を減らしつつ、タグボートを使った作業や浚渫作業をしなければならないかもしれない」
ベルンハルト・シュルテ・シップマネジメントは初期調査の結果、機械やエンジンの故障が座礁の原因ではなかったと発表した。
正栄汽船は、船の乗組員25人(全員がインド国籍)は無事で、油漏れも確認されていないと説明した。
スエズ運河当局によると、2020年には1万9000隻近い船が同運河を航行した。1日平均は51.5隻。
サービス・プロバイダーのレス・エージェンシーズは、25日時点で計156隻の船がスエズ運河で待機しており、エヴァーギヴン号の後方にいる3隻については、南部のスエズ港に戻るための支援や誘導を受けていると明らかにした。
バルチック国際海運協議会(BIMCO)のチーフ海運アナリスト、ピーター・サンド氏はBBCに対し、運航に遅れが出ている船にはコンテナ船だけでなく、石油やガスのタンカー、穀物を輸送するばら積貨物船も含まれると語った。
「間もなく、欧州での生産が止まるかもしれない」とサンド氏は警告した。
スエズ運河では2017年にも、日本のコンテナ船が座礁し、航路をふさぐ事故が起きている。この時は機械的な問題があったと報告された。エジプト当局はタグボートを展開し、コンテナ船は数時間で離礁した。
CNNによると、『ケニアに巨大な地割れ、アフリカ大陸「分裂」の証拠か』と。ただし5千万年先の話。
(CNN) アフリカ東部ケニアにこのほど現れた数キロにわたる地割れについて、専門家は大陸を南北に走る巨大な地溝帯(断層の活動により形成される谷状の地形)と関連があるとの見解を示している。これは地球の表面を覆う岩盤(プレート)に新たな境界をもたらすもので、地殻変動によりアフリカ大陸が2つに分裂しつつあるという既存の学説を改めて裏付ける可能性がある。
ケニア南西部での地震に伴って生じたこの地割れにより、現地では高速道路の一部が損壊する被害が出た。地割れの突然の出現は、エチオピア、ケニア、タンザニアにまたがって走る地溝帯でアフリカ大陸東部を分断する地質学上の活動が起きていることを意味する。
この地溝帯は、北はアデン湾から南はジンバブエへと続く長さ3000キロ超の「イースト・アフリカン・リフト・バレー」と呼ばれる地溝帯の一部。こうした地溝帯は、地球の地殻とマントル最上部の固い岩盤からなるリソスフェアと呼ばれる部分に水平方向の圧力がかかり、引き延ばされて裂け目ができることで生じる。
アフリカ大陸とその周辺海域をカバーする「アフリカプレート」について、研究者らは向こう5000万年の間にイースト・アフリカン・リフト・バレーに沿って「ヌビアプレート」と「ソマリアプレート」の2つに分裂すると予測している。
プレートの分裂はエチオピア北部でおよそ3000万年前に始まり、その後、南方向へ年2.5~5センチのペースで伸びていったとされる。分裂の動きが人間によって知覚されることはほとんどないが、新たな断層が形成される際などに地震や地割れが起こるケースもある。
CNNが、新型コロナウィルスは、武漢の海鮮物市場で売られている、中国に生息するアマガサヘビやタイワンコブラからだという研究成果を記事にしている。蝙蝠だとする説では、まず、冬の時期は冬眠していて売られていないというところから、ほかの武漢海鮮市場で売られている動物のDNAを調べたのだという。研究者では異論もあるという事だが、もっともらしいように思える。
アマガサヘビは猛毒をもつコブラの仲間で、中国中部と南部および東南アジアに生息する。
新型コロナウイルスによる肺炎は、昨年12月に武漢市で報告され、旅行者を通じて中国国内や海外にも広がった。世界保健機関(WHO)はこの新型コロナウイルスを「2019-nCoV」と命名している。
研究チームが2019-nCoVの遺伝子配列を解析して他のコロナウイルスと比較した結果、重症急性呼吸器症候群(SARS)に似たコウモリのコロナウイルスと最も近い関係にあることが判明。2019-nCoVもSARSや中東呼吸器症候群(MERS)と同様に、コウモリが感染源だった可能性があることが分かった。
しかし、2019-nCoVの遺伝子配列についてさらに詳しい生物情報工学解析を行ったところ、このウイルスがヘビから来ていた可能性が浮上した。
野生のヘビはコウモリを餌にすることがある。武漢市の海産物市場ではヘビも販売されていたことから、コウモリからヘビに感染した新型コロナウイルスが人へと広がり、今回の流行を引き起こした可能性が高くなった。
しかし、研究チームについて一切記載がない。というのは、この分野での一致した見解がないからだが、WiredというWebサイトによると、2つの論文が出ているという。
一つは、2020年1月22日(米国時間)の夜に医学誌『Journal of Medical Virology』で発表された中国人研究者チームの論文だ。中国の国家対策委員会が公開したウイルスのゲノム配列から、今回のアウトブレイクの感染源はヘビの可能性が高いという理論を展開している。
一方、研究が不十分という研究者もいて、この蛇説は確定していないのが実情の様である。