『あざみの歌』は まだ歌えますか

泣いて、笑って、歌って介護!!そんな日常の過去の記録と
新たに今一度自らを見つめてぼちぼちと戯言なりを綴ります。

突然の変化

2009年08月18日 04時04分35秒 | かぁちゃんにまつわる話
一過性のものであると願いたいのだけれど・・・

かぁちゃん、今日、急に箸が持てなくなっちゃった

夏の初めにカタリと食欲が落ちて、ついでに水分が飲み込めなくなったのだけれど
食欲はすぐに復活、ちっちゃいちっちゃいおにぎりや
生野菜以外のおかずも箸でつまみやすいようにさえすればしっかり完食。
水分も“ゆるゆる寒天ジャスミンティ”がことのほかお気に入りで
自分でスプーンですくってしっかり食べていた。

この夏はいつもの夏より元気かもと思ったばかりなのに・・・

箸を握る指先にほとんど力が入っていない。
一生懸命おにぎりをつついて、やっと口元へ運ぼうとするのだけれど
口に入る前にぽろりと箸ごと落としてしまう。
スプーンやフォークでも同じ・・・
自分でも「ど~して食べられないのかなぁ?」と不思議そうにお皿をじっと見てる。
握力が極端に衰えたかと言えばそうでもなく
私の手はしっかり握って来るし、トイレのバーも握り締めてしまえるので
いつものように、指をはがす事はしないといけない。

じっと様子を見ていると、な~んか変
手首を内側に曲げてしまったまま?
んがって思って確かめたけど、ちゃんと普通に動く。


な~んだろ・・・


ん~・・・かぁちゃん、箸の持ち方忘れちゃった



いつ、何が出来なくなるか・・・予測は出来ないけど覚悟みたいな物はある。
この病とはっきり分かる少し前から、予兆を見逃していただけなのだと思うが、
一見『ある日突然出来なくなる』って事もいくつかあったし・・・。


けど、唯一かぁちゃんが自分の力だけで出来ていた事が出来ないのはなぁ・・・

ん~・・・ん~・・・ん~・・・


かぁちゃん、はよ思い出せ。
明日は大好きな甘い卵焼き作っちゃるけん。
コメント (6)
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