『あざみの歌』は まだ歌えますか

泣いて、笑って、歌って介護!!そんな日常の過去の記録と
新たに今一度自らを見つめてぼちぼちと戯言なりを綴ります。

いっぱいのありがとう♪(その3)

2010年05月06日 18時02分23秒 | 日々の出来事
さてさて、逢瀬と洗濯の旅の終盤、帰る前に行った所は・・・

                   
           でっかい亀さんの所。ちょうど着いた時に煙を吐いてて
           しばらく見てたら「バフッ!!」ってでっかい音がした
          “甲羅に登らないで”と書いてあったので、誘惑に負けそうなのをぐっと我慢!

うふっ   1年ぶりの笑顔♪嬉しかった。ありがとうございまする!

んで・・・        
     こないに高いビルを一気にグィィィンッと46階まで上って、耳キィィィン  


海の見えるレストランの窓際に並んで座って、景色を優雅なスパイスにしていただいたのは

             
   前菜は真ん中に野菜を包んだお刺身 スープは黒豆のクリームスープ

             
   メインディッシュは太刀魚のグリル デザートはビュッフェスタイル もちろんおかわりした~(笑)  
   スープの後のパンも美味しかったけど、お喋りに夢中で撮るのを忘れた

うふっ  贅沢、贅沢

舌で、お腹で、目で、耳で美味しくいただいて少々居座り続けてお店の方の視線を気にしながらも
体の中のあちこちが満たされると例え明日から現実が待ち構えているのが分かっていても
幸せだなぁと言う気分になるものでございますねぇ。

頂いた至福のひと時を有難うつかまつりました!!


*****************************

余談ですが・・・
実はかぁちゃん、ぺこちゃんのW生活が始まった頃、初めての現実逃避旅行(当時は)で
古くからの友人と10数年ぶりに会って、同じレストランで食事をした事があった。
あの頃は、何か喋ると泣きそうで、上手に笑えなくて、寝ても覚めても神経がピリピリしていて
その方にもご迷惑をおかけしたかもしれない。
確かに顔つきも目つきも変わってしまっていたと人に言われてた頃。
自分で自分の感情がコントロール出来ない事が怖くて、歌う事にすがるようにゴスペルを始めたっけ。
・・・な~んて、帰りの新幹線の中でぼんやりと思い出していた。

・・・あれ?・・・今はどうよ!? 

時は確実に流れ、体もあちこちがたつき始めてはいるけれど(やぁねぇ
固まってしまったように感じていた心は実はゆっくりほぐされて、今じゃどこでも弾けてる。
何もかも、うん。・・・固まったままじゃないようだ。
少し立ち止まっていただけなのだ。
その時はもう動けないと思ったけれど、それは単なる錯覚で
立ち止まったからこそ見えた数多くの物に一瞬、自分が吸収され消滅しそうに感じただけ。


ふとした事で、こちらの世界に足を踏み入れ、そこで出会った方々に随分励まされた。
そうして、ここで自分の事を書き連ねるという事を始め
稀に過去に書いた事を読み返して赤面したり(削除したい気にもなり・笑)するけれど
そこここをきっかけに出会えた皆様に心から感謝の思いを改めて申し上げます。

ありがとう!心からいっぱいのありがとう!!



ほんで、これからもどうぞよろしゅうに



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いっぱいのありがとう♪(その2)

2010年05月05日 04時16分50秒 | 日々の出来事
さて、在関東三日目ともなると私も本領発揮・・・のようで(笑)
まずは友達との待ち合わせ場所へと必死で表示板を見ながら向かっている途中
ご婦人から呼び止められて「新宿駅の西口ってどこですか?」と聞かれた。
表示板を再々確認しながら「ここですよ。」って応えたけれど、
嘘を教えた訳じゃないけれど、西口って地下と地上と二箇所あるのだって・・・。
ん~・・・あのご婦人は、ちゃんと待ち合わせの主と会えただろうか?

ところで、過去二回、私はそこへ行くのに地下鉄を降りてから表通りを歩いて行ったのだけど
今回は地下道を歩いてたら到着したのは何故なんだろう?
ん~・・・不思議だ!ミステリーだ!

そういえば副都心線開通直後、まだ駅が工事途中の頃
少しは慣れていた筈の池袋駅の構内で完全に道に迷った事があったのを思い出した。
・・・あのね、駅っちゅうもんは、適度な大きさでないとあきませんって。
・・・あないにようけの電車の駅が集結してたら訳分からんって。
それから、夜になったら地下からの出入り口を何で閉めはるんですか?
入ったんとおんなじとっから出んかったら、同じ駅でもそこは別世界なんやでぇ、おのぼりさんには!!
ん~・・・さすがTOKYO!そこかしこにあるミステリーゾーン!

あ、話がすっかり反れてしまった



で、私の方は無事にお友達と会えて、向かったのは新大久保。
降りたのは地下鉄の東新宿だったのだけれど、大きな交差点でやっぱり呼び止められた。
「ここへ行くのはどうしたら・・・。」と差し出された地図が異国の文字。
英語なら土地の名前くらいは読めるけど、ごめんなさい。私、ハングルが分かりません。
あたふたしてたら、お友達がちゃぁんと教えてくれた
おおっ!頼りになります。頼りにしてます。ありがと~っ!

韓国料理に舌鼓を打った後、スーパーで買ったのは野菜のチヂミ(天婦羅みたいなの)と
これっ♪     
                 
          コチュジャンは毎日のご飯のお供に大活躍中
            ご飯食べ過ぎ警報が鳴りっ放し
        ざくろのお茶と松の実(だったっけ?)のお茶のレポートはまた。


そうそう、韓国の俳優さん達のポスターやグッズのお店もあちこちにあって、
ファンの方々にはたまらないんだろうなぁ、と思いつつ
なんとか言う韓国の俳優さんのでっかいポスターを見て「○ノッチ似てる~っ!」とつい口走ってしまった。
え?駄目?駄目なの??・・・似てると思うんだけどなぁ


あぁ、久しぶりに、鶴橋の高架下のディープな韓国の食材通りに行ってみたくなったなぁ。
ぜんまいの干したの売ってるよね、きっと。
カニしゃん、いつかきっと大阪に遊びに来てねっ!!
百貨店の地下の立ち食いコーナーとこっちのコリアンタウン案内するね・・・・・・いひっ・・・。



いっぱいお喋りして(介護の話し中心だったけど)いっぱい食べて、楽しかったぁ 
多分、私はこういう時間にいつも憧れているのだろうなと改めて思ったなぁ。
時間を気にせずお友達と会って、お喋りしながら歩いて、ランチして、お茶して、買い物して。 
うわおっ!!何てすばらしい!!
いっぱいドジしたけれど付き合ってくれてありがとう!
素敵な笑顔をありがとう!!ほんっと素敵なんだからっ!


        
           






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いっぱいのありがとう♪(その1)

2010年05月03日 04時02分11秒 | 日々の出来事
新幹線に飛び乗って、「さぁ!眠れるぞ!!」の瞬間が最高に楽しみな旅の始まり。
ところがいつも、お隣に乗り合わせた方に話しかけられてまともに眠れた事が無い。
ある意味開き直って「今日はどんな人かいな?」と横目でちらりと確認するのも楽しみになってきた。
一駅後から通路側の隣に座った御仁は、ストリートダンサー風の若い男の子。
「やった!今日は眠れるぞ!!」(笑)

ところが・・・である。
うとうとしかけると「すみません。」と声がする。・・・なんだぁ?
何でも、携帯の充電をしたいのだそうだ。
何や知らんかったけど、きょうびの新幹線には電源があってPCも使えるらしい。
そのコンセントが私が座っている窓際の席の足元にあった。
いやぁ、おばちゃん知らんかったわ、兄ちゃん
それにしても、足元から他人様の携帯の充電機のコードが延びているとそれだけで緊張する。
眠れん・・・しかし、敬語の使い方よろしく、爽やかな兄ちゃんだったので、ま、いいか。


やがて、新幹線は新横浜へ。
ここのところ、東に行く時には東京に入る前に新横浜で一休み♪
ゼリちゃんとこ行って、さんごちゃんにも会って来た~っ
ママン様が顔を見るなりピースサインをしてくれて、私はすっかり舞い上がってしまった。

あったかな時間と飛び切り美味しいスウィートポテトとお茶と・・・笑顔をありがとう 

そうそう、さんごちゃんのイカシたハエ柄のバーテープを見て思い出したのだけど、
家にはこんなのがあったよ。

                
            ほれ、背の君愛用!ハエ柄のマグカップ・・・



横浜の夜はまだまだ長い。
私の唯一の35年来の友と新横でデート
顔を見る事が出来るって何て素敵なんだろうって改めて思った。
たくさんの言葉なんてその時にはいらないのかもね。
目の前に一緒に居られるって事自体が幸せなのだよね。

ゆったりした時間といつも居続けていてくれる安心と・・・笑顔をありがとう 


ビジネスホテルで朝までゆっくり眠って、翌金曜日は少しゆったりしてから出発。
一仕事する為の気力体力は共に充実していたものの
ほとんど家に帰っていないと言ってたⅠの家は洗濯物がうず高く・・・(の他は比較的マシだったけど)
生憎の冷たい雨で外に干す事も叶わず「これ、どないせぇっちゅうねんっ」状態。
玄関を開けてすぐに、ハ○隠しの帽子を脱ぎ捨てて、エプロン装着!!
ひたすら洗濯しては近くのコインランドリーの乾燥機に駆け込む!を時間の限り繰り返す。
そして“きつねうどん”と“おかんカレー”のリクエストを忠実に守ってやったのに
奴が帰ったのは夜中の2時をまわってから。
しかもそれから晩御飯・・・あ、そう・・・喰うのかよ!?

まぁ、翌日は昼に出勤と言う事で、私の方が先に出かけて夜は後から帰ったのだけど
作りすぎたカレーはしっかり食べてあったので良いとするか。
しかし、私ときたら毎日7人分作る癖がついていて、いかんっ!適度な量が作れない。

ん~・・・ま、ついでに
不規則な生活らしいけど元気そうだね。 宿を提供してくれてありがとう・・・




さてさて、東の空の下でありがとうはまだまだ続いたのだった。
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春の陽射し

2010年05月02日 04時03分54秒 | 日々の出来事
明け方、布団に潜り込む時にはまだまだ寒いと感じるのに
ここひと月ばかり前から、カーテン越しにかすかに明るくなる空のもと、雲雀のさえずりが聞こえる。
今日はようやく寒さに一区切りしたような・・・
風は幾分強かったものの、澄み切った青空と暖かな陽射しは五月の始まりにとてもよく似合う。

      


ん?・・・もう五月ですぜ・・・ぎゃ~、今年の半分が目の前だぁ

ほら、ほらっ、やっぱり何もしないうちにどんどん時が過ぎて行く~


あ!何もしなかったと言う訳じゃなかった
先週の今頃は東の空の下で、ネットの世界から飛び出してお友達とお喋りしたり
Ⅰの部屋で掃除したり洗濯したり、洗濯したり・・・洗濯したり~~っ!!
胸ときめかせたり、切なくなったり、日常と非日常がごちゃごちゃになりながら、
半年分のワクワクドキドキ、ちょこまかばたばたを数日間でこなしておりました

それにしても、Ⅰの部屋をホテル代わりに使うようになってから余りにも日常を引きずってしまい
命の洗濯に行ってるんだか、ただの洗濯おばさんになりに行ってるんだか分からなくなって来た。
貴重な時間を取られるのが何とももどかしいのだけれど、今しばらくは仕方ないのかな
ただ、そのおかげで、これまでと明らかに違うのは、帰ってからの胸のうち。

現実逃避の夢の旅から、本来あっても良い筈のもうひとつの現実を疑似体験しているようで
最初の頃の旅の終末の時のようなど、どうしようもない切なさや遣り切れなさがすっ飛んで
終電間際の電車で家に帰りつくや否や、
家に溜まっていた洗濯物とアイロンがけをハイスピードで仕上げ終わった事に達成感を覚えるなんざ・・・

言語道断!!

んなものぉ・・・んなものぉ・・・
現実に帰る事への拒否感と、煌きの中にあるまだ温かい数々の記憶を繰り返し呼び覚ましながら
独り枕を濡らすのが常ではなかったのか
あるいは、そういう自分にたまには酔いしれてみたかったのに・・・

いずれにせよ、現実は現実以外の何物にも変えられないのに
日常から飛び出して、あたかも別の人間になったように振舞う事は不可能なのだ。
どうしたって、あらゆる限りのドジは踏むし、やっぱり誰かに見知らぬ土地で道は聞かれるし
Ⅰと喋るせいで言葉の切り替えだってもう無理に近い(笑)

翌日からお腹の調子を崩してショートから戻ったかぁちゃんと“大ウン動会”を繰り広げながら
“自分”を意識している“自分”に出会えている。


ただ今回、あちこちのコンディションが悪すぎて“mamaK”には成りきれなかったから
次はとことん歌える時間が持てたらいいなぁ。
こっちのモチベーションが上げ切れなかった事だけは本気で悔しい“自分”でもある。

ほんまにぃ・・・しっかりせえよぉ!!


あぁ、いつもの如く前置きがやたら長くなってしまった


ぼちぼち旅の記録を思い出しながら綴って参ります。


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