多面体F

集会報告、読書記録、観劇記録などの「ときどき日記」

野田秀樹の「ザ・キャラクター」

2010年07月31日 | 観劇など
野田秀樹が東京芸術劇場芸術監督に就任したので、NODA・MAPの「ザ・キャラクター」を観にいった。オウムの地下鉄サリン事件をモデルにしたこの作品には、作者もいうように「救い」がない。シナリオのレベルは高いが、問題は一つも解決されず観客はカタルシスを得られず宙吊りにされたまま幕が下りる。なお、野田の古くからの盟友、高都幸男の効果が秀逸だった。 . . . 本文を読む
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