第1作公開から50年、50作目の寅さん映画。渥美清もおいちゃん、おばちゃん、御前様も亡くなっているが、スクリーンではしっかり生きていた。かつて夏と正月にはしみじみした思いで胸いっぱいになり、かつ大笑いしたが、この作は見終わって涙が出るようなレベルに仕上がっていた。4Kなど技術の力も借り、総集編、「完結」作となっていた。 . . . 本文を読む
昨年8月、名古屋の「表現の不自由展・その後」はオープン3日で展示が中止になり、大きな社会問題になった。閉展間際の1週間だけ展示が再開されたのがせめてもの救いだったが、わからないことが多かった。その内情について、当事者たちの話を直接聞けるシンポジウムが2019年末、開催された。 . . . 本文を読む