大洲には「思ひ出倉庫」という驚くほどのコレクションの博物館、内子には有名な町並み保存地区があり、また松山も含め全体的に「旅人」に親切でホスピタリティあふれる地であることを実感した。 . . . 本文を読む
映画監督、俳優、イラストレーターなど6つの顔をもつ多彩な伊丹十三。雑誌、書籍、テレビ、映画などメディアの世紀の日本のダ・ヴィンチともいえるほど多面的な才能を発揮した。亡くなって20年以上になるが、記念館が松山の郊外にある。気持ちのいい風が吹く緑の中庭があり、470pの文庫本サイズの充実したガイドもあった。
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今年4月国立映画アーカイブが、改組によりオープンした。7階展示室の常設展「日本映画の歴史」はよくできていた。断片的にしか知らなかったできごとを体系的に理解することができた。上演映画は昔通りもちろん充実していて、図書室も宝の山だった。何度でも行ってみたくなる映画愛好者のパラダイスである。
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