多面体F

集会報告、読書記録、観劇記録などの「ときどき日記」

気分はアドベンチャー・ツアーだった藝祭見物

2024年09月13日 | 美術展・コンサート
初めて上野の秋の名物、藝祭をみた。教室会場の場所や時間に迷いアドベンチャー・ツアーに参加したようにワクワクドキドキできた。いくつか珍しいものを見聞きできたので、疲労だけでなく満足感も得られた。 . . . 本文を読む
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陶の魅力に惹かれた国展2024

2024年05月29日 | 美術展・コンサート
今年の国展では、工芸の陶で、スッキリ素朴だが品のある白磁、釉(うわぐすり)のてかり、などいい作品をたくさん見た。染、織、絵画、彫刻などでも自分好みの作品をいくつもみられた。また今回もトークショーに参加でき、作家の話ではじめて知ったことがいくつかあった。 . . . 本文を読む
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無料コンサートも充実していたラ・フォル・ジュルネTOKYO2024

2024年05月17日 | 美術展・コンサート
コロナ禍から復活2年目の今年のラ・フォル・ジュルネTOKYO、外国人観光客も含め人出も多かった。屋外の無料コンサートで得した気分になったもの、初めて聴く楽器との出会いもあった。 . . . 本文を読む
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横尾忠則「ワーイ!★Y字路」展をみて、思う

2024年03月19日 | 美術展・コンサート
神戸の横尾忠則現代美術館には何度か来た。今回は、Y字路シリーズの始まりと進化を示す展覧会だった。1年前の10周年記念展では、キュレーターの「演出」と職業として実践したコマーシャル分野の活動が横尾の美術・芸術の核のひとつになっていると思った。 . . . 本文を読む
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栗山民也演出「蝶々夫人」と馬場管第100回定期演奏会

2022年07月19日 | 美術展・コンサート
新国立劇場でプッチーニのオペラ「蝶々夫人」を観劇した。甘い歌詞、甘い音楽、わかりやすいストーリーで楽しめた。演出はなんと栗山民也で、とても劇的なクライマックスを観た。 練馬文化センターで高田馬場管弦楽団第100回定期演奏会を聴いた。マエストロ森山の円熟の指揮を3年ぶりに見た。スタイルが円熟の指揮に変わってきたが、観客の心を楽しくさせる音楽づくりの本質は変わらず、かえって深まった。 . . . 本文を読む
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はじめて見たフラメンコ

2021年04月20日 | 美術展・コンサート
AOYAMA TOROではじめてフラメンコのライブを見た。上半身の動きだけでなく、巧みな足さばきと強烈な足踏み音が特徴ということがわかった。また朗々とした歌、超絶技巧のギターの響きも強烈だった。 . . . 本文を読む
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銀座でアートを見る 永井一正展ほか

2020年11月10日 | 美術展・コンサート
銀座の町のまんなかで、現代デザインの巨匠・永井一正の作品展をみた。91歳のアーティストの生物と一体になったデザインと自然観・芸術観にあふれることばは、奥ゆきが深かった。また、たまたま銀座5丁目から7丁目の5軒のギャラリーをみる機会があった。 . . . 本文を読む
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「解説」が秀逸な東京国立近代美術館コレクション展

2020年06月20日 | 美術展・コンサート
13000点ものコレクションを誇る大規模美術館。うち200点以上の所蔵作品を展示するMOMATコレクションをみて、解説文が秀逸で来館者に有益であることに気づいた。また日本人作家だけでなくセザンヌ、ココシュカなど海外作家のレベルの高い作品も収集していた。 . . . 本文を読む
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東京芸大で、芸術を堪能した冬の日

2020年02月10日 | 美術展・コンサート
東京芸大では、卒業試験公開演奏会や卒業・修了作品展が公開されている。1月末には美術と音楽を同時に見聞きできる日がある。音楽では(今年の卒業生というわけではないが)芸大フィルハーモニアに感動し、美術では刺激的な作品に多く出会った。まさに至福の冬の日だった。 . . . 本文を読む
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日本のアマチュア音楽の未来は明るい

2019年09月21日 | 美術展・コンサート
アマオケや合唱団のコンサートを3つ聴いた。どこもレベルが高い。管楽器だけでなく弦楽合奏のレベルも上がってきた。指揮者や客演のハープなどにも見どころ、聴きどころがある。特筆すべきは、観客の多さだ。開場時間に数十人が列をつくっている。日本のアマオケ、合唱団の未来は明るい。 . . . 本文を読む
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コレクションの質が高い国立国際美術館

2019年06月14日 | 美術展・コンサート
大阪の中心、中之島に美術館がいくつかある。その代表が国立国際美術館だ。1950年代の日本の前衛「具体」の秀作や、ピカソ、カンディンスキー、パスキン、ザッキンの名作などレベルの高い作品がコレクションとしてたくさん収蔵されている。 . . . 本文を読む
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「不気味な絵」を見た国展2019絵画部

2019年05月21日 | 美術展・コンサート
今年の国展の絵画で、わたくしの目に留まったのは「不気味な絵」だった。「悲惨な未来」「恨みの海」「アメリカンクライシス」などタイトルからして不気味だ。来年のいまごろ、芸術家たちのそうした「予感」が現実になっていないとよいのだが・・・。 . . . 本文を読む
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「お笑い」の本拠地・大阪千日前にて

2018年01月09日 | 美術展・コンサート
NHK朝ドラ「わろてんか」放映にともない、大阪のお笑い芸が再認識されている。そこで千日前のよしもと漫才劇場に行ってみた。人を5分笑わせ続けることはなかなか難しく、たしかにひとつの芸であることを実感した。 . . . 本文を読む
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安倍の写真がいっぱいだった迎賓館赤坂離宮

2017年09月11日 | 美術展・コンサート
四ッ谷駅の赤坂側にネオ・バロック様式の宮殿のような建物がある。迎賓館赤坂離宮である。もともと明治時代に東宮御所としてつくられたせいもあり菊の紋章がいっぱい、そして館内には安倍晋三の写真がたくさんあった。しかし工芸や装飾でみるべきものが多い。 . . . 本文を読む
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格安コンサートと展覧会の歩き方

2017年08月25日 | 美術展・コンサート
退職して大きく影響を受けるのが、コンサートや展覧会のチケット代、教養費の捻出だ。そんなとき無料コンサートや低価格展覧会はありがたい。ネット検索して探せば、いろいろな可能性があるようだ。 . . . 本文を読む
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