秋葉原の駅から200ｍくらいのところにあるのに黒塀に白壁のこの店は、まるで東京の「奇跡」のようだ。テーブルや床は磨き上げられ、日本酒は菊正宗のみという、きっぱりした店である。10年ぶりの再訪だったが、以前にもまして粋な店という感を深めた。 . . . 本文を読む
中学、高校の卒業式がほぼ終了した。根津さん、河原井さんをはじめ、君が代不起立を貫徹した教員は数多い。この日の都庁前直接行動だけでなく、全国から処分反対の要請が都教委に届けられている。注目の処分発令は31日（火）である。 . . . 本文を読む
来年は韓国併合100年の年に当たる。戦後補償、在日永住者の問題などいまも「植民地」に伴う未解決の問題は数多く残っている。民衆・市民のレベルでこうした問題を考え、連帯を築こうとする市民ネットの、関東での発足集会が開催された。 . . . 本文を読む
キース・ウォーナー演出、ダン・エッティンガー指揮の楽劇「ニーベルングの指輪」序夜をみた。初演のときは準メルクルの端正で優雅な指揮とまったく合っていない演出だったが、今回はかなりバランスが取れていた。オーケストラボックスにハープが6台も並んだ。さすがワーグナーである。 . . . 本文を読む
10万人以上の人が一晩で焼き殺された東京大空襲から64年、大空襲を語る集いが阿佐ヶ谷で行われた。この夏にも判決が出る東京大空襲訴訟や大空襲による朝鮮人犠牲者に関する報告も聞いた。集会が開催された3月14日はアフリカのソマリア沖に向かって自衛隊の護衛艦2隻が呉から出港した歴史的な日である。 . . . 本文を読む
卒業式の朝、光が丘高校の校門前で生徒や保護者に「あなたにも私にも、立たない、歌わない自由があります」というビラを配った。保護者はほぼ全員受け取ってくれた。門柱には、青空に日の丸がはためていた。
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3月弥生の月に入り、今年も卒業式の季節が巡ってきた。昨年のこの時期は根津さんらを処分させない運動で緊迫した。今年も4日の都庁前アンサンブル パート1を皮切りに、処分発令の日まで根津さん、河原井さんたちを支援する闘いが続く。パート2は25日に行われる。 . . . 本文を読む
3・1朝鮮独立運動から90年後の3月1日、東京で集会が行われた。80年の光州事件で最後まで全南道庁に立てこもった当事者4人も参加し生々しい体験談を話した。文京区民センターには日の丸や海軍旗を持った集団が押し寄せ「寄生虫の反日朝鮮人、出て行け」「売国日本人」などと街宣行動を繰り広げた。 . . . 本文を読む
昨年12月25日、教科書検定審議会は「教科書の改善について」という報告書を文科大臣に提出した。マスコミでは好意的に取り上げる向きもあった。しかし俵義文さんの講演で、検定制度改定のねらいは、昨年3月に改悪された学習指導要領の2つのポイント、すなわち学力格差をいっそう広げ固定化することと道徳教育の強化を教科書に反映させるためであることが明らかになった。 . . . 本文を読む
