旧加賀藩主前田本家16代当主が1929年に建てた邸宅が公開されている。延床面積2930平方メートル(880坪)チューダー様式の洋館でどの部屋にも暖炉がある。当時の室内写真も展示されており、使用人が100人もいた戦前の侯爵の生活がかいま見える。 . . . 本文を読む
いま緊迫する普天間移設問題を考えるには、基地、米軍、地域経済、環境問題、防衛、外交、財政などさまざまな視点から問題がみる必要がある。3月20日に法政大学で開催されたシンポジウムには、環境学、国際政治、地方財政、憲法史、政治学、平和学などの分野の学者が語り合った。そして日米安保条約や地位協定の問題点がさまざまな角度から抉り出された。 . . . 本文を読む
米軍普天間基地移転問題が緊迫している。「辺野古への基地建設を許さない実行委員会」は3月12日から3週連続で毎週金曜夜、連続抗議行動を実行している。26日には署名の第一次提出を行う。ピンク、ブルー、イエローの3匹のビニールのジュゴンもこの緊急行動を応援していた。 . . . 本文を読む
昨年12月から3年にわたりNHKでドラマ「坂の上の雲」が放映されている。司馬遼太郎のこの小説は、90年代後半、「新しい歴史教科書をつくる会」の藤岡信勝会長の「人生を変えた」作品である。大日方純夫・早大文学部教授が、ドラマをみるとき何に留意すべきか講演した。 . . . 本文を読む
シャンハイ・ムーンが17年ぶりに上演された。上海の魯迅夫妻と日本人の書店主、医師、歯医者の友情を描いた芝居である。劇中、日本人多数が叫ぶ「貴様は日本人じゃない!」「非国民!」という声は、2月27日に聞いた在特会のシュプレヒコールと重なり、リアルだった。 . . . 本文を読む
三軒茶屋に、落ち着いたBGMが流れ、まるでバーのような雰囲気の居酒屋がある。鳥造という店名からわかるように鳥料理の専門店である。マスターは鳥料理店で育った二代目で、タレは35年の秘伝だそうだ。 . . . 本文を読む
今年は韓国併合100年の年である。そこでこの集会で、日韓両国の市民による「東北アジアの真の和解と平和のための2010年日韓(韓日)民衆共同宣言」が発表され署名活動が始まった。館外では在特会や主権回復を目指す会が気勢をあげるなか、伊藤晃さんは、在特会のような排外主義は戦後憲法の「コインの裏側」だと、刺激的な講演を行った。 . . . 本文を読む
土井敏邦さんは映画「沈黙を破る」を監督したジャーナリストで、この映画は2009年のキネマ旬報ベスト・テン文化映画部門1位を受賞した。ところが土井さんは昨年8月以降、ガザの現地取材ができなくなった。イスラエルがプレスカード発行を拒否したからだ。ガザ攻撃から1周年のいま、ガザや報道規制の問題を考える集会が開催された。 . . . 本文を読む