今年は4年に1度の中学校教科書採択の年だ。展示会で歴史・公民の見本本をみた。歴史では令和書籍が新たに参入した。まるで、戦前の天皇主権制下の国定教科書のような教科書だ。また公民もいままでふつうだと思っていた出版社も徐々に、「戦争できる国」から「戦争する国へ」とポジションを変えつつあるようにみえた。 . . . 本文を読む
目黒区・駒場という芝居にあまり縁のなさそうな場所にあったこまばアゴラ劇場が、5月に閉館した。わたしは30年近く前から時おり青年団の芝居を観に通った。やむを得ない事情なのだろうから、仕方ないことなのだろうが、やはり思い出の場所がひとつ減るのは寂しいことである。 . . . 本文を読む