就任時の「ベルトコンベヤ」発言で顰蹙を買った鳩山法相が、6月17日にわずか半年で4回目の死刑執行を命じた。その2日後に死刑廃止議連事務局長の保坂展人衆議院議員の話を聞く集会があった。厳罰化の傾向や「死刑は当たり前」というマスコミの風潮からすると毎月処刑されても何も感じなくなるかもしれない。来年5月には裁判員制度がスタートする。死刑判決がさらに増えるかもしれない。保坂議員らは歯止めをかける法案を作成した。 . . . 本文を読む
4月29日は89年まで天皇誕生日だった。今年は7月に環境問題を主要議題とする洞爺湖サミットが開催される。そこで日本の戦争責任とグローバリズムが破壊する地球環境や食品の安全性を考える集会が開催された。会場周辺は押しかけた右翼と多数の公安でものものしい雰囲気となった。 . . . 本文を読む
沖縄戦高校歴史教科書問題で、教科書調査官など検定制度の問題点が明らかになった。検定制度の問題の本質は、文科省にさからう教科書は出版されないという仕組みにある。現行検定制度を使えば、新学習指導要領に準拠した全教科のすべての教科書が「つくる会」教科書になる危険性すらある。 . . . 本文を読む
石原都知事・都教委が式典での君が代・日の丸強制を定めた10.23通達は違憲違法と断じた9.21難波判決から1年、10.23通達に関連する裁判・人事委員会審理を闘う14団体が共催し集会を開催した。 . . . 本文を読む
35度を超える炎暑のなか、62回目の敗戦記念日に千駄ヶ谷区民会館で開催された8.15集会で、2つの講演を聞いた。
彦坂諦さん(作家)は、国家によるセレモニー化した慰霊・追悼がなぜ許せないか、追悼の原点に立ち返った話をされた。
ヒロシマ出身の東琢磨さん(音楽評論家)さんは、被爆都市のもうひとつの側面、軍都について、他県からはうかがいしれない実情を紹介された。 . . . 本文を読む