無期懲役判決から冤罪無罪確定ずみの布川事件・国賠訴訟が高裁でも勝訴した。しかも捜査取り調べ段階の「自白」は違法捜査の結果なので、逮捕、勾留も起訴も裁判もすべての期間が賠償の対象になるという完全勝訴判決だった。無期懲役判決からでも43年闘い続けた結果である。「冤罪」を起こさない社会にするにはシステムから変えないといけないという当事者・櫻井さんの言葉には迫力があった。 . . . 本文を読む
強制労働や「慰安婦」問題で最悪状態が続く日韓の政治関係。この問題を解決するには外交問題だけでなく、人権問題として、被害者中心のアプローチが不可欠だ。被害者の告発の声をちゃんと受け止めることが大前提であり、日本の近代史全体をきちんと批判的にみる必要があることが強調された。 . . . 本文を読む
「コロナ禍の銭湯巡り・十思湯」の記事(6月1日)末尾に東京銭湯フェスティバル2020の銭湯アートプロジェクトのことを書いた。都内4つの銭湯で実施しているこのイベントには各銭湯に1日だけ観覧開放日がある。銭湯には週1日休業日があるが、その日を利用しているようだ。8月1日(日)午後、銀座の金春湯に行った。コロナ禍かつ日曜ということもあり、銭湯の周りを歩く人はきわめて少なく、このイベントをみにきた人だけ . . . 本文を読む