昨年9月に突如発表された光が丘の学校統廃合問題。先行事例では、統廃合すると10年は学校が荒れることを覚悟して実施した。よほどの覚悟と、教育内容、教育方法のすり合わせなど入念な準備がないと、何年も子どもに「心的外傷」が残ることがわかった。 . . . 本文を読む
沖縄戦教科書検定問題は、あくまで軍の強制を認めない12月26日の申請結果公表に対し、翌27日沖縄・東京で検定撤回を求める抗議行動がわき起こった。この日の集会では、論点は検定制度の問題点や政治家の圧力など構造的な問題へと深化した。 . . . 本文を読む
早稲田の演劇博物館で、俳優座の千田是也をキーパースンにした1920・30年代のアジプロ演劇の展覧会をみた。千田は村山知義の3歳年下、村山に5年遅れて1927年にベルリンに渡ったが、村山への言及がほとんどなかった。そこで村山と千田との接点を探った。 . . . 本文を読む
今年4月から75歳以上の人は全員、後期高齢者医療制度という新しい医療保険制度に加入することになる。生活必需品値上げラッシュや増税のなか、9割ちかくの高齢者の保険料はアップする。とりわけ年間15-100万円の低所得者は40%以上もの保険料値上げになる。 . . . 本文を読む
正月明けに、こまばアゴラ劇場で青年団第55回公演「火宅か修羅か」を観た。
平田オリザの岸田戯曲賞受賞後第1作で、12年ぶりの再演である。「非日常的」なシチュエイションでの「日常的」な会話が平田のシナリオの特徴だ。 . . . 本文を読む
従軍慰安婦問題は、南京大虐殺、沖縄戦住民虐殺と並び安倍・前首相をはじめとする日本会議側の勢力が「歴史」から消し去りたい問題である。昨年話題を呼んだ7月の米下院本会議での決議採択だけでなく、11月にオランダ下院、カナダ下院、12月13日欧州議会でも同様に採択された。欧州議会は慰安婦問題を「20世紀最大の人身売買の一つ」と規定、日本に公的謝罪・賠償のほか歴史教育の見直しなどを求めている。 . . . 本文を読む
すべての生徒が初めから紙上討論授業を受け入れたわけではない。「他人に自分の考えが知られるのは恥ずかしい」「作文はめんどい」と反発する声も多かった。生徒からの強烈な批判もあったが、生徒がどのように紙上討論を受け止め、その姿勢が変化していったのかを追う。 . . . 本文を読む