平成も早くもすでに20年、来年は「天皇陛下御即位20年奉祝」の大行事が行われるようだ。遠くなった昭和の「くらし」、それも衣・食・住をまるごと実感できる博物館が大田区にある。築50年を越える民家をそのまま使った博物館を訪れた。 . . . 本文を読む
「つくる会」など右派の大衆運動が日本を動かしているが、バーチャルの世界ではネット右翼やネットイナゴの勢力はさらに大きいようだ。ネットを使う人は35歳以下が多いと思われるが、若い世代がなぜ「右翼」思想に取り付かれるのか理由がわからなかった。その背景を分析した「ネット右翼とサブカル民主主義」を読んだ。 . . . 本文を読む
根津公子さんは中学の家庭科の教員だ。卒入学式の国歌斉唱で立つと「わたしがわたしでいられなくなる」と不起立を繰り返し、いま免職の危機にある。根津さんの行動と発言を中心にすえた長編ドキュメンタリー「君が代不起立」を見た。 . . . 本文を読む
今年も卒入学式の季節が巡ってきた。国旗国歌法成立から9年、東京ではたった40秒起立しないだけで免職にされそうな異常な事態になっている。この日の集会では東京、大阪、神奈川、名古屋の各地の状況が報告された。 . . . 本文を読む
2月11日は、神武天皇が橿原神宮で即位の礼をあげた「神国日本」の紀元節の日である。奉祝パレードが青山通り・表参道を行進し、奉祝記念行事が明治神宮で開催された。この日の午後、沖縄戦「集団自決」問題や「従軍慰安婦」問題で「歴史偽装」する国家を告発する集会が開催された。 . . . 本文を読む
2003年の10.23通達から5回目の卒入学式が近づいている。根津公子さん(南大沢学園養護学校)への「別件逮捕」ともいうべきトレーナー着用への都教委の事情聴取が2月1日に強行されたことを受け、緊迫した集会となった。 . . . 本文を読む
治安維持法違反で検挙された留守宅の物語ということなので、「いわゆる」反戦映画だと予想して見にいったが、それを超え「あの時代」の世間の「空気」をリアルに描く社会風俗映画で佳作だった。さすが、山田洋次監督の作品である。 . . . 本文を読む
各県に立派な美術館が建っている。阪神・淡路大震災後HAT神戸に建設されたこの美術館もそのひとつだ。地元出身、椎原治の写真「流氓ユダヤ」シリーズ、荒木高子の聖書の陶芸など充実したコレクションがあった。また明石出身の伊藤隆康の作品展「絵画から環境へ」は60年代から80年代という時代の流れを感じ取れ、興味深かった。 . . . 本文を読む