8年を超える第二次安倍長期政権のもと、雇用・労働分野での「破壊」が続いている。「罰則付き残業規制」といっても過労死レベルの残業容認制度であったり、「同一労働同一賃金」といっても差別を固定化させる制度であったり、じつは企業や国に重点を置き、二重の意味をもつ政策ばかりだ。いつのまにかこの国は、まるで小説「1984年」の世界に突入しているようだ。 . . . 本文を読む
両国の震災復興記念館は、関東大震災と東京大空襲の「歴史の記憶」を継承する施設である。地震そのものは天災だが、そのなかで起こった自警団や憲兵・警察による「虐殺」は人間の犯罪であり、戦争はいうまでもなく人災である。歴史の教訓を記憶に留める努力や活動は、次世代へ未来の社会づくりを継承するうえで重要だ。 . . . 本文を読む
明治のはじめのころ日本に7つしかない居留地のひとつ、築地には教会やミッションスクールが多くあった。築地に流れた讃美歌や西洋音楽は、居留地で学び作曲家となった青年たちの曲を通して大きな実を結んだ。 . . . 本文を読む