滋賀県大津は、7世紀に天智天皇が都に定め、唐・新羅に敗れた百済の高官が渡来人として来日し、朝廷に仕えた地である。古い渡来人であるコリアンが、新しい渡来人であるブラジル人やペルー人をサポートし、日本人との多文化共生社会をつくることを目的に「明日のために歴史を知ろう」と未来志向の歴史館を設立した。 . . . 本文を読む
今年のピースリーディングのテーマはパレスチナ問題と貧困だった。いまのパレスチナと日本は若者に希望がないという点で共通している。朗読劇のあとドキュメンタリー映画『沈黙を破る』をつくったジャーナリスト土井敏邦さんへのインタビューが行われ「人間が人間らしく生きる権利を取り戻す」ことが重要だと語った。 . . . 本文を読む
アキヒト天皇即位20周年キャンペーンの年の8.15行動が行われた。集会では、小倉利丸さんの「曲がり角に立つ戦後象徴天皇制」についての講演と、入管法問題、外国人排斥問題、国民保護法、靖国問題についてリレートークが行われた。大きいパペットも登場し喝采を浴びた。 . . . 本文を読む
南麻布の韓国文化院が30周年記念の今春、四谷4丁目に移転した。韓国語図書約15,000冊、日本語による韓国関連図書約8,000冊の堂々たる資料室がある。たしかにボリュームがある。日本における「韓国文化の総合窓口」を標榜しているので、新刊雑誌、観光情報も充実している。 . . . 本文を読む
朝からやっていて、しかもいつも客の多い居酒屋が赤羽にある。子連れの普通の主婦が行き交う商店街の角地にあり、向いは八百屋だ。非日常と日常、ハレとケが隣り合わせにあるシュールなトポスだ。店の名物はうなぎや鯉である。 . . . 本文を読む
新宿三井ビルで毎夏開催されている芸能山城組ケチャまつりをみた。高層ビルの谷間の広場に、バリの音楽やブルガリアの合唱が響いた。このまつりをみるのは、じつに20年ぶりだったが、大道芸「バナナの叩き売り」の「バナナマン」は健在だった。両手に握った二丁水鉄砲の「威力」もそのままだった . . . 本文を読む
公選法違反で検挙するかどうかは警察の裁量が大きく、ザル法や悪法と呼ばれる。しかし、いったん検挙されると長期間拘留されたり、候補者の連座失職にもつながりかねない。一般市民がボランティアや勝手連などで選挙にかかわることも多くなった。いったい何に気をつければよいのか、専門の弁護士からポイントが、わかりやすく解説された。 . . . 本文を読む
小金井公園の江戸東京たてもの園を訪れた。千住や神田の銭湯、居酒屋、文具店、仕立屋などが復元され商店街をつくっている。気分だけだが、銭湯の帰りに居酒屋へというドリームコースを体験できる。 . . . 本文を読む