今季最後まで観たのは 「蜜の味」と「ビター・シュガー」「11人もいる!」。
変な意味でハマったのは「蜜の味」かな?
わたくしは韓国ドラマは観ないのだけれど
午後たまに流れっぱなしの韓国ドラマのようないじいじした展開(笑)
ある意味 禁断の恋は絶対成就するだろうとわかっていて
その着地点を踏まえたうえで
回りの人間がどういう立ち回りをするのか楽しんだ感がありました。
一昔前だったら 叔父と姪は心中したかな?
(最終回 「高校教師」を連想したのはわたくしだけ?)
溝端くんも 昔の作りだったら再生せず病院の屋上から…という展開も
ありだったかもしれません。
しかしながら このご時世、それはありえない。
あくまでも人生を再生していくストーリーでないと。
となると 国境なき医師団 しかないですよね。
回りで二人の動きにほんろうされた人たちが
それぞれ再生し、当の本人たちも認められることなく自分たちを貫き通すためには
どんでん返しはあり得ないですもん。
それだけ先が見えてて ナゼニ見続けていたかと分析してみると
やはり 菅野美穂の再生が見たかったと言うところでしょうか?
わたくしが彼女の立場だったら あそこまで実際は出来ないにしても
脳内イメージとしてはあのくらいしてやりたいと思う…と思う。
テーマは禁忌を犯した人たちの話で タブーに挑戦的なドラマかもしれないけれど
テレビドラマ作りとしては セオリー通りの作りだったのでは?と
勝手に思っています。
「ビター・シュガー」は女の友情をベースにしたドラマが好きなのと
(古くは「金曜日の妻たち」にハマった人です)
劇中に登場する写真がとても魅力的だったから。
人物写真っていいなぁと 毎回思いながら観ておりました。
ただ カメラマン役のキャラクターはあんまり好きじゃなかったなぁ。
娘役の荒川ちかちゃんという子役が とても透明感があって好きでした。
このコ、そのうち何かでブレイクするんじゃないかな?
小学生役にちょっと無理があった感もありましたが。
「11人もいる!」は以前にも書きましたが
クドカンワールドを楽しませてもらいました。
ただ これまでの作品を超えられたかと言うとどうかな?
放送時間帯も深夜の域だったこともあるけれど
「マンハッタンラブストーリー」や「タイガーアンドドラゴン」に比べると
保存版にしようと思わなかったあたり 点数が低いかもしれません。
でも面白かった。
…と例によって 超主観的な感想なので あしからず。
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