国際情勢の分析と予測

地政学・歴史・地理・経済などの切り口から国際情勢を分析・予測。シャンティ・フーラによる記事の引用・転載は禁止。

ブレアはイスラエルのエージェントで、捜査の手が迫った為にイスラエルを訪問して対策を協議している?

2006年12月18日 | 欧州
非公式情報229号によれば、英国のブレア首相はイスラエル系の富豪マイケル・レビを介してイスラエルから巨額の資金を得ていたという。また、ブレアはイギリスの防諜機関MI5からリクルートされたとの情報もある。12月14日にはブレア首相を英捜査当局が労働党への巨額融資疑惑の参考人で聴取しているが、イスラエル政府との関係が深く追求されたことは十分考えられる。  BBCによれば、ブレアは英捜査当局の事情聴取の翌日の15日金曜日から中近東各国を訪問しており、17日日曜日の遅い時間帯にイスラエルのテルアビブ空港に到着、今日18日にはイスラエルとパレスチナの指導者と会談するという。この会談の真の目的は、英捜査当局の事情聴取で追いつめられたブレアが親密な関係にあるイスラエル政府と今後の方針について相談することではないかと想像する。近未来のイスラエルの滅亡の可能性が高い以上、ブレアはイスラエルへの亡命という手段はとれない。ブレアがクリスマスにイラクの英国軍部隊を訪問して帰国した後の英捜査当局の動向が注目される。 イタリアのベルルスコーニ前首相の意識喪失と渡米も気になる。ベルルスコーニ前首相はブッシュやクリントンなどと共に悪魔の指サインを公式の場で行っており、これは怪しい秘密結社所属の悪役を装って国際金融資本包囲網に参加していることを示すのではないかと想像する。ベルルスコーニ前首相は国際金融資本やモサド、M15などの攻撃を受け、治療のために渡米したのかもしれない。 . . . 本文を読む
コメント (1)

12月13日のベルギー消滅架空情報報道は、来年の独仏国家連合形成の予兆か?

2006年12月18日 | 欧州
 ベルギーは国民の約6割がオランダ語を、約3割がフランス語を話すとされており、両地域の間の格差を含め対立が存在する。今回のニュースが単なる冗談と受け取られなかったのは、地域対立の深刻さを示していると思われる。フランス革命期にはベルギーはフランスに併合されていたし、ブリュッセル郊外のワーテルローの戦いでは多くのフランス系ベルギー人がナポレオン軍に参加したとされる。北半分がオランダ系、南半分がフランス系という人工国家が維持されたのは、フランスを強大化させないこと、ドーバー海峡の対岸をフランスに支配させないことを国際金融資本=英蘭の支配階層が希望したからであると思われる。  ベルギー王室はドイツ貴族のザクセン・コーブルク・ゴータ家に属し、19世紀半ばのビクトリア女王の夫がこの家系の出身であることから現在のエリザベス女王と親戚である。国際金融資本とも非常に深い関係があると思われる。昭和天皇などの日本の皇族が頻繁にベルギーを訪問していたのは、国際金融資本との連絡という意味合いもあったのだろう。 ベルギーの連邦議会選挙は2007年6月24日に予定されている。フランスの大統領選挙は2007年4月22日と5月6日、フランスの国会議員選挙は6月10日と6月17日(共に投票が2回行われる)である。これらの選挙を通じて、来るべき世界システム崩壊の衝撃から欧州を守るためにフランスとドイツの二大国を中心とする欧州大陸の国家統合が進む可能性がある。ベルギーの分裂がもし起きる場合は、分裂後のフラマン語共同体とワロン語共同体がそれぞれドイツの州やフランスの地域圏と同様の地方自治体となり、独仏連合国家に吸収されることになるだろう。 . . . 本文を読む
コメント