国際情勢の分析と予測

地政学・歴史・地理・経済などの切り口から国際情勢を分析・予測。シャンティ・フーラによる記事の引用・転載は禁止。

ゲーツ次期米国防長官からの死刑宣告を受け、イスラエルはホロコースト捏造の告白と謝罪に追い込まれるか?

2006年12月09日 | イスラエル・ユダヤ・国際金融資本
米国が中東から撤退する以上、イスラエルはEUとその中核であるドイツ、更にユーラシアの超大国であるロシアに頼るしかない。この二大国は過去にユダヤ人迫害の忌まわしい歴史を有している。そして、イスラエルが「強制収容所でのユダヤ人600万人虐殺」という嘘を捏造して宣伝することでドイツの名誉を毀損してきた事実もある。イスラエルはドイツへの支援を頼むに当たって、ホロコーストが捏造であったことを告白し、ドイツに謝罪する事を迫られるだろう。それなくしてはドイツがイスラエルを支援することはあり得ない。  イスラエルが政策転換を行うまでの時間的余裕は少ない。クリスマス前にブッシュ大統領がイラク新政策を発表するとされており、これは米国民へのクリスマスプレゼントとしての撤退期限発表になる可能性が高い。それは同時に米国からイスラエルへの死刑宣告、あるいはイスラエル滅亡の秒読み体制の開始でもある。イスラエルが自国民の生命と財産を最大限に保護する意図があるならば、イスラエルはブッシュ大統領の演説の前に先手を打ってホロコーストの捏造を告白しドイツに謝罪すべきであろう。また、国際金融資本がイスラエルのユダヤ人を生贄にして生き延びることを狙っているならば、ホロコーストの捏造をイスラエルが認める時期が遅れることによりイスラエルは欧州の支持を得られず、怒り狂ったアラブ人達になぶり殺しにされることだろう。その場合には、1989年の秋に共産主義体制打倒を叫ぶ大デモが東欧諸国を埋め尽くしたように、ホロコースト捏造の打倒を叫ぶ大規模なデモがドイツを始めとする欧州諸国で荒れ狂うことになるかもしれない。  コール元独首相は今年3月6日にイランフォーカス紙でイラン大統領の「ホロコ-ストは作り話」の件に関し、「心底から賛成する」と発言したと報道されている。この発言は近未来に起きることを予告したものではないかと私は考えている。早ければクリスマス前、ブッシュ大統領がイスラエルに死刑宣告を下す前にイスラエル政府が公式にホロコースト捏造を認めドイツに謝罪する声明を出す可能性もあるのではないかと予測する。 . . . 本文を読む
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